2010-04-03
2010年3回中山3日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス0秒9だった。まずここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、前開催後半は水準レベル、この開催1週目は雨の影響で時計が掛かったが、先週は一転。マイナスの馬場差となった。 Aコースを5週間使用後のBコース替わり。3・4角・直線とインの荒れている部分が移動柵により、カバーされた事で時計の出方が一変した。高速決着時に近づいている。ただし、時計の出方が速くなったからと言って、内が有利であったり、前が止まらないと言った印象はなく、4コーナーの位置取りを見るとむしろ外から進出した馬の活躍が目立っており、脚質的にも差し馬の台頭が多かった。残り2週間も引き続きBコースが使用される。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒7。そして1200m対象の数値は土曜日がマイナス0秒5、日曜日がプラス0秒1だった。まずはここまで8日間だが、開催日によって雨や風の影響度合いが異なる。同じ週でも土日で馬場差に開きがある事が多く、時計の比較をする際にはご注意ください。 金曜日は雨予報の割に降雨量は少なめだった。よって土曜の1800mは水準より若干ではあるが、時計を要している。ただ1200mは水準よりも速くなっているので注意していただきたい。一方日曜は乾燥が進み、1800mはプラスの数値が大きくなり、1200mも水準よりも少し時計が掛かっていた。脚質的には差し・追い込み馬の活躍が目についた。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | 完T差 | WL | TL | ML | 備 |
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5R | T1600 | 良 | ドリームバスケット | 牡3 | 未勝利 | 1:34.7 | -1.4 | B | D | ||||
9R | T2200 | 良 | トウカイメロディ | 牡3 | 山吹賞500 | 2:16.9 | +1.5 | S | D | ||||
10R | T2500 | 良 | フェニコーン | 牡6 | 安房特H1000 | 2:32.2 | -2.3 | A | D | ||||
11R | T1200 | 良 | リキサンファイター | 牡6 | 船橋S1600 | 1:08.2 | -0.2 | D | D |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | 完T差 | WL | TL | ML | 備 |
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1R | D1800 | 良 | マチカネユウビ | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:58.2 | +2.6 | E | E | ||||
2R | D1200 | 良 | シルクファルシオン | 牡3 | 未勝利 | 1:12.5 | -0.4 | C | D | ||||
3R | D1800 | 良 | ジャストザシーズン | 牡3 | 未勝利 | 1:56.7 | +1.1 | E | E | ||||
6R | D1800 | 良 | ホローポイント | 牡3 | 500万下 | 1:55.5 | +0.8 | C | D | ||||
7R | D2400 | 良 | クラブトゥギャザー | 牡4 | 500万下 | 2:35.3 | -0.6 | B | D | ||||
8R | D1200 | 良 | ブライトアイザック | 牡4 | 500万下 | 1:11.4 | -0.5 | C | D | ||||
12R | D1800 | 良 | ベルモントガリバー | 牡4 | 1000万下 | 1:53.5 | +0.3 | C | C |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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狙って取れた船橋S |
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土曜のメイン11Rの船橋Sは8番人気のリキサンファイター、3番人気のメイビリーヴで決着。馬連5070円、馬単12,940円の穴馬券となった。実はこの2頭前走が2回中京6日目のトリトンSに出走して6着・5着。この中京6日目は外の追い込み馬の台頭が際だった日で、実際上位3頭の4コーナーの位置取りは14・13・17番手。全て外からの追い込みだった。そんな中6着のリキサンファイターは外と比べて、馬場の荒れた中程を突いて伸びたモノ。またメイビリーヴは外めを回ってはいるが、4コーナー3番手。展開が不向きだった。トリトンSの内容を吟味すれば手にすることができた馬券だった。ちなみにトリトンSでこの2頭に先着した2着のショウナンカッサイも船橋Sに出走し、16着とシンガリ負け。3着ボストンゴールドは5着に敗れている。トリトンSの全着順はごらんの通り。メイビリーヴと一緒に動いて前を掃除した形の4着ヤマカツマリリン、1番荒れた内を突いた先行して失速した14着のデライトシーン、そして17着のブライドルアップが出走の際は是非注目していただきたいと思う。 |