2010-05-02
2010年1回新潟2日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒1、直線1000mは土日ともプラス0秒1だった。 時期的に野芝が発育途上という事もあり、芝の生えそろったコンディションではない。ただ、丁度1年前の1回開催開幕週にしても、2000m対象の馬場差は土日ともにマイナス0秒1と同じだった。今年だけ時計が掛かっているという訳でもなさそう。連対馬の脚質には偏りがなく、コース取りについても絶対的にイン有利という数字にはなっていない。ペース次第ではレース上がりの速い決着もあったが、馬場差が示す通り水準レベルのコンディション。なおこの開催は全てBコースが使用される。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜日が変動、日曜日がプラス0秒4だった。 土曜のダートは風の影響を強く受けた。しかも終日風の影響が一定ではなかったですし、1200mと1800mでも異なっていたので、変動とした。まず1200mについては1日を通してプラス0秒3という数値を当てはめる事ができるが、1800mについては、レースによって異なったという事。なお、連対馬の脚質を見ると逃げ馬の4勝に対して先行馬が2着1回だけというのはアンバランスに映るが、好位組も含めればある程度前めに居ないと苦しかったという結果。ちなみに、昨年の1回新潟のダートは前半5日間が全てプラスマイナスゼロという馬場差で安定していたが、今年も恐らく風などの影響がなければだが、同等のレベルで落ち着くのではないかと推測できる。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | 完T差 | WL | TL | ML | 備 |
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2R | T1200 | 良 | キルシュバウム | 牝3 | 未勝利 | 1:09.6 | -0.1 | C | D | ||||
4R | T2000 | 良 | ロックンロール | 牡3 | 未勝利 | 2:03.2 | +1.1 | D | E | ||||
6R | T2400 | 良 | フランドルシチー | 牡5 | 500万下 | 2:26.5 | ±0 | C | D | ||||
8R | T1600 | 良 | サクラシャイニー | 牡4 | 500万下 | 1:35.1 | +1.2 | E | D | ||||
9R | T1000 | 良 | リネンパズル | 牝3 | はやぶさ500 | 0:56.0 | +0.6 | D | D | ||||
10R | T1600 | 良 | ラインプレアー | 牡5 | 谷川岳S | 1:33.4 | +1.3 | E | D | ||||
12R | T1800 | 良 | ニシノラブキング | 牡4 | 500万下 | 1:46.7 | +0.2 | ○ | C | D |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | 完T差 | WL | TL | ML | 備 |
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1R | D1800 | 良 | ヤマニンビサージュ | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:56.8 | +2.5 | E | E | ||||
3R | D1200 | 良 | プレミアムカラー | 牝3 | 未勝利・若 | 1:12.9 | +0.1 | C | E | ||||
5R | D1200 | 良 | オデットシチー | 牝4 | 500万下・牝 | 1:12.3 | +0.4 | C | E | ||||
7R | D1800 | 良 | ブラッシュアップ | 牡5 | 500万下 | 1:53.2 | +0.4 | C | D | ||||
11R | D1800 | 良 | ジョウノボヘミアン | 牡4 | 白馬岳H1000 | 1:52.8 | +0.8 | D | E |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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1番人気馬の扱い |
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先週の新潟では土曜日の競馬で1番人気の馬が1度も勝てないという結果になった。ただ2着と3着はそれぞれ4回ずつありましたし、日曜日には6勝2着3回3着1回と10鞍で馬券に絡んでいる。先週の結果だけを見てどうこう言う訳ではないが、メンバーが総じて低くなりがちな春のローカル開催でもありますから、1番人気馬の扱い方は慎重にならざるを得ないという事。前5年の1回新潟開催について1番人気馬の成績を見ると、古馬500万下は3歳未勝利戦より10%以上連対率が低い。また、距離別で見ると1番人気の連対率が低いのは芝の1200m、芝の1400m。つまり、内回りの芝短距離線は紛れが生じやすいという事だろうか。先週の結果に合致するわけでないが、馬券選択の上でもそれなりのイメージを持って臨む方が得策だろう。 |