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2013/01/14 (月)
2013年1回京都5日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜・日曜がマイナス0秒1、月曜がプラス2秒5だった。ここまで5日間の馬場差を振り返っておくと、4日目までは全てマイナス0秒1と水準レベルで安定していたが、5日目は一気に時計が掛かった。
 土日に関しては1週目と全く同じ。馬場差が同じでしたし、有効なコース幅が内から4メートルしか実質ないような極端なグリーンベルトで内が有利というちょっと不公平な馬場で、その内のグリーンベルトを通れなかった馬は苦戦を強いられた。
 月曜芝馬場差はプラス2秒5だった。雨が降って終日重馬場で馬場差プラス2秒5というのはかなり時計の掛かる馬場だった。朝からの経緯で言うと馬場差は実は変動になっている可能性があるが、実際に芝のレースが行われた5R以降は雨が止んでいて、しかも気温が低くて急速に乾いて行った訳ではないので、5Rから11Rまで馬場差は一定だった。重馬場になっても内のグリーンベルトは健在と言うか、まだあったが、かなりの道悪で競馬が行われたためかレースが進むにつれて外も伸びる様になっていた。今週もしかすると4日目までの様な極端に内が有利な馬場ではなくなっているかもしれない。
ダート
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒3、月曜はマイナス1秒4でスタートし、マイナス2秒1、そしてマイナス1秒8へと変動した。ここまで5日間の馬場差を振り返っておくと、2日目から4日目までは水準に近い数値だが、初日と5日目はマイナスの数値で特に5日目は速い時計の出るコンディションとなった。
 黒っぽく見えるのは湿っていた訳ではなくて、1週前の凍結防止剤の名残。実際には乾燥して1週目よりは少し時計の掛かる馬場だったというのは中山と同じ。ただし、そうは言ってもまだ水準レベルでいわゆる冬の時計の掛かるダートではない。勝ち馬に関しては大半が逃げ・先行馬というのも1週目と同じだった。
 月曜、2Rまでが重馬場で3R以降は不良だが、この3Rまでは雨が降り続けていて、1Rはマイナス1秒4、2Rはマイナス1秒5、3Rはマイナス1秒6と少しずつ高速化していった。4Rが終了した後に雨が止んだためその後の6Rから8Rまではマイナス2秒1と一定の馬場差でなおかつ超高速馬場だった。その後少し水が引いたためか12Rはマイナス1秒8とやや水準方向に戻った。ダートの高速馬場は何でもかんでも前残りではないよというのは、この番組で何度か言われてきたが、結果として月曜日は前残りが多かったとは言える。差し決着の7Rは1900mで普段から逃げ切りが難しいコース。
馬場差一覧

■タイム分析
2013/01/14 (月)  芝=+2.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
5R T2200 ナリタパイレーツ    牡3 未勝利 2:19.0 +3.5 -1.0 -0.3 +2.8 103   C B
9R T1800 ヒラボクビクトリー    牡5 逢坂山H1000 1:49.2 +2.5 ± +0.2 +2.3 98   C C
10R T1400 レッドオーヴァル    牝3 紅梅S 1:23.5 +1.7 ± -0.1 +1.8 101 C C
11R T1200 アイラブリリ    牝4 淀短距離 1:10.2 +2.3 ± +0.8 +1.5 92   E D

2013-01-14 (月)  ダ=-1.4 → -2.1 → -1.8
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R D1800 ロゼラニ    牝3 未勝利・牝 1:53.1 -1.2 ± +0.2 -1.4 98   C D
2R D1200 サンライズネガノ    牡3 未勝利 1:11.9 -1.1 ± -0.1 -1.0 101   C C
3R D1800 タイセイバスター    牡3 新馬 1:54.0 -0.6 -0.6 +0.4 -1.0 96   D C
6R D1200 セイウンチカラ    牡3 500万下 1:10.4 -1.9 ± -0.5 -1.4 105   B C
7R D1900 ヴォーグトルネード    牡4 500万下 1:57.0 -2.2 ± ±0 -2.2 100   C C
8R D1200 コマノガレオス    牡4 500万下 1:11.1 -0.8 ± +0.6 -1.4 94   D D
12R D1400 ナリタスプリング    牡6 1000万下 1:23.1 -0.7 ± +0.7 -1.4 93   D D

         

■ワンポイントアドバイス
トニービン馬場
後ほど

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