Victory Road

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2013/10/06 (日)
2013年4回東京2日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がマイナス0秒5からマイナス1秒1へと変動した。
 まずこの開催の前の馬場整備だが、夏の新潟とか秋の中山で行われていた開催の3週前にバーチドレインという、芝に穴を開ける作業を今開催行っていない。それによって、何が違うかと言うとこの東京開催の方が夏の新潟・秋の中山よりも馬場が固い。その夏の新潟・秋の中山は開幕当初に馬場が柔らかかくて、最初から超高速馬場ではなく、そして極端に内が有利という訳でもなかったが、しかし開催が進行するにつれて、馬場の内側の方が特に踏み固められて開催後半に速い時計が出たり、内が有利になったりしたという馬場だった。つまり、以前の常識が通用しなかったが、この秋の東京開催に関しては、以前の常識通りの馬場の変化になると思う。で、先週に関してはスローが多かったという事もあるが、外を回ると届かないケースが多かった。特に馬場が徐々に乾いて行った日曜は内有利というのが顕著だった。日曜の変動についてだが、2000mに換算した馬場差は、2Rと3Rがマイナス0秒5、5Rがマイナス0秒7、8R・9Rがマイナス0秒9で、11Rがマイナス1秒1だった。今週が3日間開催になって、4回東京はトータル9日間開催があるが、開催3週目となる来週までAコースが使用される。
ダート
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス1秒4へと変動、日曜がマイナス2秒4からマイナス1秒4へと変動した。
 土曜の馬場差だが、1Rがマイナス0秒9、その後雨が降り続いて5Rの時点でマイナス1秒2だが、脚抜きが良いのを通り越した不良馬場になっていたので、一気に高速化したという訳ではない。7Rも5Rと同じマイナス1秒2、そして11Rと12Rはマイナス1秒4だった。そして日曜、こちらはずっと馬場発表重だったが、馬場差は変動で1Rがマイナス2秒4、そこから徐々に水準方向に近づいて、12Rはマイナス1秒4だった。馬場発表が重から不良に変化している土曜よりも1日中ずっと重だった日曜の方が変動の幅は大きいというのがポイントになる。そして土曜の勝ち馬の5頭中4頭が4コーナー10番手以降からの差し・追い込みだった。日曜の勝ち馬は先行・好位付けが多く、土日で傾向が異なるように見えるが、実は土日とも人気薄の前残りというのはなくて、人気薄の差し・追い込みが届いたという事は何頭かいる。全体としては、差せる馬場だったんだと思う。
馬場差一覧

■タイム分析
2013/10/06 (日)  芝=-0.5 → -1.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
2R T1400 ロードストーム    牡2 未勝利 1:23.2 -0.2 ± +0.2 -0.4 98   C C
3R T1600 ロサギガンティア    牡2 未勝利 1:35.7 -0.4 ± ±0 -0.4 100   C D
5R T1800 トレクァルティスタ    牡2 新馬 1:51.3 +1.8 -1.3 +1.1 -0.6 89   S D
8R T1600 キングロンシャープ    牡5 500万下 1:33.5 -1.3 ± -0.6 -0.7 106 B C
9R T2400 シャドウバンガード    牡4 本栖湖H1000 2:25.9 -0.3 -0.7 +0.1 -1.1 99   C C
11R T1800 エイシンフラッシュ    牡6 毎日王冠(G2) 1:46.7 +1.1 -1.2 +0.9 -1.0 91   S B

2013-10-06 (日)  ダ=-2.4 → -1.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R D1600 ボンジュールキラリ    牡2 未勝利 1:37.2 -2.8 ± -0.4 -2.4 104 B C
4R D1400 トーセンマイティ    牡2 新馬 1:26.1 -0.5 ± +1.3 -1.8 87   E C
6R D1300 ノッキングオン    牡3 500万下 1:16.7 -1.8 ± -0.3 -1.5 103   B D
7R D1600 シンボリエンパイア    牡4 500万下 1:36.0 -2.0 ± -0.2 -1.8 102   C D
10R D1400 カネトシイナーシャ    牡5 テレビ静1600 1:22.8 -0.7 -0.1 +0.6 -1.3 94   D C
12R D1400 ミヤジマッキー    牡3 1000万下 1:23.2 -1.0 ± +0.2 -1.2 98   C D

         

■ワンポイントアドバイス
函館→東京の藤沢和雄厩舎
後ほど

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