Victory Road

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2016/03/19 (土)
2016年1回阪神7日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒9、日曜はプラス0秒6からプラス0秒3へと変動した。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、6日目まではマイナス0秒8からマイナス0秒6の間で推移しており、ほとんど動きがなかったが、先週は一転してプラスの数値となった。
 金曜の夕方から土曜早朝の5時頃までに17ミリの雨が降った。土曜日は昼過ぎまで雨量は計測されない程度の細かい雨が降っていた。開催3週目までと比べて、馬場は悪化して時計を要していた。なお、土曜日馬場発表は変更されたが馬場差は1日を通した数値。日曜も土曜よりは乾いて行ったとは言え、水準よりは時計の掛かるコンディション。ただし、土曜よりは風が強くて午後になるとさらに乾いて水準方向に速まって行った。決まり手は多岐に及んではいるが、全般的には差し馬に分がある。乾きの進行した日曜は内の乾きが先になった感触があり、内の馬が健闘していて、差し有利とは言っても外一辺倒ではない。阪神も今週までAコース、来週から3週はBコース使用になる。
ダート
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス2秒0からマイナス1秒7へと変動、日曜がマイナス1秒4からマイナス1秒0へと変動した。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値ではあるが、先週だけはマイナス1秒を超える数値となった。
 金曜からの雨で水分をたっぷり含んだ状態だった。今開催は良馬場時でも時計の出方が速く、スピード優先の状況だったが、この雨で一気に高速化した。ただ、土曜は後半になって、少し乾いて行って10R以降は8R以前と比べて若干掛かっていた。日曜は土曜の12Rよりも乾いた状態でスタート、それでも高速ダートである事に変わりない。風が強く、土曜同様に乾きが進んで行って中盤から後半にかけて時計を要して来たが、12R時でもマイナス1秒0と速いコンディションだった。土曜・日曜の連対脚質を見ると、差し・追い込みはこれまでよりも決まっていた。流れの速い競馬が多かったのも要因と思っている。
馬場差一覧

■タイム分析
2016/03/19 (土)  芝=+0.9
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
5R T2400 ナリタピクシー    牝3 未勝利 2:30.1 +1.4 -0.2 +0.1 +1.1 99   C D
7R T1400 キアロスクーロ    牡3 500万下 1:22.6 +0.4 ± -0.2 +0.6 102   C C
9R T1800 サウンドアプローズ    牡4 須磨特別1000 1:48.4 +1.8 -0.9 +0.1 +0.8 99   C D
11R T2000 アドマイヤダイオウ    牡3 若葉S 2:02.2 +1.7 ± +0.8 +0.9 92   D D

2016-03-19 (土)  ダ=-2.0 → -1.7
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R D1200 ラッシュストーム    牝3 未勝利・牝 1:12.3 -1.0 ± +0.3 -1.3 97   D E
2R D1800 ハローマイディア    牡3 未勝利 1:52.7 -1.9 ± +0.1 -2.0 99   C D
3R D1400 ワンミリオンス    牝3 未勝利 1:23.8 -2.3 ± -0.7 -1.6 107   B D
4R D1800 ソリティール    牡3 新馬 1:53.1 -1.8 ± +0.2 -2.0 98   C C
6R D1800 バイナリーコード    牝4 500万下・牝 1:51.9 -1.2 ± +0.8 -2.0 92   D E
8R D1800 マインシャッツ    牡3 500万下 1:49.9 -3.8 ± -1.8 -2.0 118 A B
10R D1200 ウィッシュハピネス    牝4 なにわS1600 1:10.1 -1.0 ± +0.2 -1.2 98   C D
12R D1400 ハトマークエース    牡4 500万下 1:24.3 -0.6 ± +0.7 -1.3 93   D E

         

■ワンポイントアドバイス
速いダートでスピード全開のゴールドアリュール産駒
後ほど

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