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2018/01/06 (土)
2018年1回中山1日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜・日曜がマイナス0秒6、月曜はマイナス0秒6からマイナス0秒4へと変動した。中山は実質的に昨年暮れからの連続開催ですので、昨年5回開催5日目からの馬場差を確認しておくと、この開催2日目まではマイナス0秒8からマイナス0秒5の間で推移しており、ほとんど動きはないが開催3日目の月曜はマイナス0秒6からマイナス0秒4へと変動し、水準方向へ動いた。
 昨年12月のAコースからこの開催はCコースに移ったが、それによって劇的に高速化するという事はなく、時計の出方は昨年末とほぼ同じだった。
 月曜日は午後から小雨が降っていたので、馬場差は変動だが、その雨の量自体は少なくて変動幅は小さかった。
 土曜日から3日間通じてだが、仮柵が移動しても極端に内が有利という事もなくて、差せるペースなら外を通った差し馬も届いていた。この開催は全てCコースが使用される。
ダート
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒6、日曜・月曜はともにプラス0秒7。1200m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜・月曜はともにプラス0秒2だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、1800mは全てプラス0秒5以上の数値で、時計の掛かるコンディション。1200mは水準に近いレベルだが、ほとんどプラスの数値になっている。
 昨年末よりもさらに乾燥が進んで、時計が掛かるようになった。月曜は午後から小雨が降ったが、月曜日のダートは9Rまでだったので時計の出方に影響は出ていない。力の要る馬場なのに1800mはペースが遅くならない事が多くて、その結果ラスト200mの時計が掛かって差し馬が上位に来る事が多かった。
馬場差一覧

■タイム分析
2018/01/06 (土)  芝=-0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
5R T2000 クリッパー    牝3 未勝利 2:01.7 -1.4 ± -0.8 -0.6 108 B C
7R T2000 ベイビーステップ    牡4 500万下 2:01.4 -0.2 -0.3 +0.1 -0.6 99   C D
10R T1600 テンクウ    牡3 ジュニア 1:38.2 +3.5 -0.8 +3.2 -0.5 68   SL D
11R T2000 セダブリランテス    牡4 中山金杯H(G3) 1:59.8 +0.3 -0.3 +0.6 -0.6 94   D C
12R T1600 ゴールドサーベラス    牡6 1000万下 1:34.6 +0.3 ± +0.8 -0.5 92   D D

2018-01-06 (土)  ダ=+0.6 / 1200m=+0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R D1200 コウギョウブライト    牡3 未勝利 1:12.9 -0.1 ± -0.2 +0.1 102   C D
2R D1800 トーセンゼロス    牡3 未勝利 1:56.4 +0.5 ± -0.1 +0.6 101   C D
3R D1800 アトムアストレア    牝3 新馬・牝 1:57.7 +1.4 ± +0.8 +0.6 92   D C
4R D1200 メガポリゴン    牡4 500万下 1:11.5 -0.4 ± -0.5 +0.1 105   B C
6R D1800 ワカミヤオウジ    牡3 500万下 1:55.3 +0.4 ± -0.2 +0.6 102   C D
8R D1800 ミッシングリンク    牝4 1000万下 1:53.5 +0.3 -0.7 -1.0 +1.3 110 A C
9R D1800 サクラルコール    牡7 招福S1600 1:52.4 ±0 ± -0.6 +0.6 106   B D

         

■ワンポイントアドバイス
なぜ内有利だったのか
 京都金杯だが、内枠が有利・外枠が先行して内を通らなければ厳しいという結果が長く続いていたが、今年は枠連6-8。4コーナーで9番手と7番手の差し馬が1着・2着となった。京都金杯と言うか、1回京都の芝が内有利だったのは前年の10月の京都がAコースで行われた後、11月の京都でBコースとCコースが使用され、そこから1ヶ月明けただけで年明けの京都がAコースで行われてきたため。2ヶ月温存されていたその内側の状態が良く、そこを通れないと非常に厳しかったが、昨年10月の4回京都は後半4日間の芝の馬場差も全て設定不能になるほど雨に祟られた。そのダメージが抜けきっておらず、今年の1回京都は例年のような内有利の芝では無いという事。京都金杯の過去10年の傾向といったものを集計すると、6枠より外は勝った事が無いという内枠有利の傾向が出てくるが、この内有利という傾向は京都のコース形態によるものですはなく、前年秋のコース移動によって1回京都の芝が内有利になっているというだけ。前年秋のコース移動パターンが変わったり、1回京都の使用コースが変わったりすれば、内有利ではなくなる可能性がありますし、今年のように前年秋の天候の影響が残る場合もある。
 一方フェアリーS。今年は外枠が勝ったが、勝ち馬の多くが1枠から4枠であるという事とは、これは意味が違う。こちらは中山芝1600mが内枠有利のコース形態をしているという事に由来している。

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