2018/01/20 (土)
2018年1回中山6日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒3だった。まずはさかのぼって7日間の馬場差を確認しておくと、この開催はマイナス0秒6でスタートし、最終週がマイナス0秒3と大きな動きはなかった。 土日とも良馬場だったが、水曜から木曜にかけて降った雨の影響が残っていた。異本が低くて乾きにくく、日曜も土曜と変わらないコンディション。そのため、今開催では最も時計の掛かる馬場だったが、まぁ力の要る馬場という程でもなかった。内側の芝の色が薄くなっているが、内を通っても不利という程ではなく、しかし外を通っても伸びるという公平な馬場なままだった。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒4。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒1だった。さかのぼって7日間の馬場差を確認しておくと、1800mは全てプラスの数値だが、先週はそれまでの2週と比べ、水準寄りになった。1200mは水準レベルで推移していたが、先週は土日ともにマイナスの数値だった。 水曜から木曜にかけて雨が降って、それが乾ききらず土日とも稍重で1週前より少しだけ速い時計が出るようになった。全体としては前残り傾向で、特に1200mは普段以上に前残り傾向だった。2週目までよりは時計の掛かる馬場ではなくなったという、その影響もありそうだが、1800mは飛ばしてしまうとバテてしまう馬場という意識が強く働いたのか、無茶なハイペース先行がなく、2週目までのようなズブズブの差し決着が少なかった。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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5R | T1600 | 良 | テンワールドレイナ | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:34.9 | -1.1 | ± | -0.9 | -0.2 | 109 | A | B | |||
6R | T2000 | 良 | ホリデーモード | 牡3 | 未勝利 | 2:03.7 | +0.6 | -0.6 | +0.3 | -0.3 | 97 | C | C | |||
10R | T1600 | 良 | モアナ | 牝4 | 東雲賞H1000 | 1:34.6 | +0.3 | -0.2 | +0.3 | -0.2 | 97 | C | C | |||
12R | T2200 | 良 | クレッシェンドラヴ | 牡4 | 500万下 | 2:14.9 | +0.3 | ± | +0.6 | -0.3 | 94 | D | C |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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1R | D1200 | 稍 | ドリュウ | 牡3 | 未勝利 | 1:12.7 | -0.3 | ± | -0.1 | -0.2 | 101 | C | D | |||
2R | D1800 | 稍 | ミレフォリウム | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:58.1 | +2.2 | ± | +1.9 | +0.3 | 81 | E | D | |||
3R | D1800 | 稍 | ヤマタケパンチ | 牡3 | 未勝利 | 1:59.8 | +3.9 | ± | +3.6 | +0.3 | 64 | E | D | |||
4R | D1200 | 稍 | トラストテッペン | 牝3 | 新馬 | 1:12.8 | -0.4 | ± | -0.2 | -0.2 | 102 | C | C | |||
7R | D1200 | 稍 | タマモアモーレ | 牡3 | 500万下 | 1:11.7 | -0.6 | ± | -0.4 | -0.2 | 104 | ○ | B | C | ||
8R | D1200 | 稍 | アースヴィグラス | 牝4 | 500万下・牝 | 1:11.9 | ±0 | ± | +0.2 | -0.2 | 98 | C | D | |||
9R | D1800 | 稍 | ハイランドピーク | 牡4 | 初茜賞1000 | 1:51.9 | -1.3 | ± | -1.6 | +0.3 | 116 | A | C | |||
11R | D1800 | 稍 | フェニックスマーク | 牡4 | アレキH1600 | 1:53.7 | +1.3 | -0.2 | +0.8 | +0.5 | 92 | D | C |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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なぜ京都ダート1800mは内枠有利なのか |
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前回中山ダート1200mが外枠有利である理由として、スタートから最初のコーナーまでが長いほど外枠有利になりやすいと言う一般論を述べたが、逆にスタートから最初のコーナーまでが短いため、内枠有利・外枠不利になっている代表的なコースが京都ダート1800m。
スタートから1コーナーまでおよそ285mしかないので、外枠から先行しようとすると前半で無理する事になりやすい。しかも京都は3コーナーと4コーナーが大きいので、向正面で体列やペースが落ち着いてしまうと、後半で外を回って追い上げる場合のロスが内を通っている馬との相対的な比較で大きくなる。 まず8枠の連対率は悪くないが、いかなるコースでも8枠には揉まれる事がないという利点があるので、特にダートの場合トータルの数値で8枠の数字が成績が著しく悪い、そういうコースはあまり無い。対照的に同じコーナー4回の中山ダート1800mは内枠の成績が良くない。スタートから1コーナーまでが、およそ375mある上にそこで坂を登るので、無茶な先行争いが発生しにくく、外枠からでもゆったりと先行しやすい。とは言っても、外枠有利という程ではないが、内枠は有利では無いというのは明確に数字に表れている。で、京都ダート1800mの多頭数の外枠から先行しようとして先行できなかった馬、あるいは先行したものの、併走になってずっと外を回った馬。中山ダート1800mの内枠で先行できず、揉まれる展開になった馬、こういった馬はチェックしておきたい。 |