2018/02/12 (月)
2018年1回東京6日目
■馬場コメント |
---|
芝 |
---|
変則的な開催となり、東京は日曜・月曜で行われた。芝の馬場差2000m対象の数値は日曜・月曜ともにマイナス0秒4だった。まずはさかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、前半2週は水準レベルで推移していたが、先週は初めてマイナスゾーンに入った。 繰り返すが東京は日曜・月曜の開催だった。 東京については雨の影響ほとんど無く、前半2週よりも時計が出やすくなった。ただし、高速馬場という程のレベルではなかった。脚質については、中団に位置した馬の上位進出が目立った。日・月の11鞍のうち9鞍で中団の馬が連対していた。 |
ダート |
先週の馬場差1600m対象の数値は日曜がプラス0秒4、月曜がプラス0秒5だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、前半2週はマイナス1秒0かその前後で推移していたが、先週は一転してプラスの数値になった。 前半2週は不良か重馬場で速めの時計が出るレベルだったが、先週は乾いた良馬場でプラスの数値になった。連対馬については日曜は前めにつけた馬の粘りが目立ったものの、トータルでは大きな偏りは無かった。 |
■タイム分析 |
---|
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4R | T2400 | 良 | トラストケンシン | 牡3 | 未勝利 | 2:30.2 | +1.6 | -0.8 | +1.3 | -0.5 | 87 | SL | B | |||
5R | T1600 | 良 | グロンディオーズ | 牡3 | 新馬 | 1:37.0 | +0.8 | ± | +1.1 | -0.3 | 89 | E | C | |||
9R | T1800 | 良 | イストワールファム | 牝4 | テレビ山1000 | 1:47.0 | ±0 | -0.3 | +0.1 | -0.4 | 99 | C | C | |||
10R | T1400 | 良 | ワントゥワン | 牝5 | 雲雀SH1600 | 1:22.0 | +0.8 | -0.3 | +0.8 | -0.3 | 92 | SL | D | |||
11R | T1600 | 良 | テトラドラクマ | 牝3 | クイーン(G3) | 1:33.7 | -0.9 | ± | -0.6 | -0.3 | 106 | B | C |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1R | D1400 | 良 | ザイオン | 牡3 | 未勝利 | 1:27.2 | +1.0 | ± | +0.6 | +0.4 | 94 | D | E | |||
2R | D2100 | 良 | テトラルキア | 牡3 | 未勝利 | 2:14.5 | +0.4 | ± | -0.3 | +0.7 | 103 | C | C | |||
3R | D1600 | 良 | フロリアヌス | 牡3 | 未勝利 | 1:39.9 | +0.4 | ± | -0.1 | +0.5 | 101 | C | C | |||
6R | D1600 | 良 | イダペガサス | 牡3 | 500万下 | 1:38.0 | -0.6 | ± | -1.1 | +0.5 | 111 | A | C | |||
7R | D1400 | 良 | ラーナアズーラ | 牝4 | 500万下 | 1:25.7 | +0.8 | ± | +0.4 | +0.4 | 96 | D | B | |||
12R | D1600 | 良 | リヴェルディ | 牡4 | 1000万下 | 1:37.9 | +0.7 | ± | +0.2 | +0.5 | 98 | C | C |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
---|
東京ダート1600m以上の検証 |
---|
「まりなるトリオトライフェクタ」で1回東京ダート1600m以上は前走から中9週以上の休み明けを狙った方が良いよというアドバイスをさせてもらったが、この条件、実際に良く好走している。去年が良かったので、これを挙げたが今年も本当に良い。初日から4日目まで、新馬戦・未勝利戦を除く東京ダートマイル以上は7鞍行われたが、そのうち5鞍で「前走から中9週以上の馬」が勝って、2着3回3着3回。単勝回収率146%、複勝回収率は84%だった。その内容も4日目のダート2100m金蹄Sを8番人気クラシックメタルが1着。3日目12Rの1600mでは5番人気トレンドラインが勝って、7番人気ディアコンチェルトが2着、3番人気ジェイケイライアンが3着。2日目6Rの2100mは5番人気キングリオ、7番人気グランドバローズで決まるなど、穴馬券がかなり出ている。他、人気ではあったが初日8Rを勝ったネイビーブルーも休み明けだった。 今挙げた中の多くは、昨年秋の東京以来だった。東京ダート1600mや2100mというのは、やっぱり適性があるかないかが大きいと思われる。合わない中山を年末年始で使って疲れた馬よりも、東京を求めて休んでいた馬の方が好走する確率は高いのかなと。これは今後も覚えておいた方が良いのかと思う。今週もだが、次回以降の東京でも使えるセオリーではないかと思っている。是非使って下さい。 |