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2018/02/17 (土)
2018年2回京都7日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒6だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、全てプラスの数値だった。先週は最終週ではあったが、この開催の中では時計の出やすいレベルだった。
 連続開催だった京都は1回開催3日目から全てプラスの数値だった。昨年秋、天候に恵まれない中での競馬が続いた影響が結局、この連続開催にまで影響を及ぼした。上位馬を見ると、土日8鞍で逃げ・先行馬は1頭も連対しておらず、中団・後方にいて外を回った馬が優勢だった。
ダート
 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒5だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、6日目以外は全てプラスの数値だった。
 この開催は稍重で行われる事が多かったが、凍結防止剤の影響が残って、乾きづらかったためで、脚抜きの良いコンディションだったのは、不良馬場だった6日目だけ。先週も土曜と日曜前半は稍重だったが、やや時計は掛かっていた。そして日曜は後半良馬場となったが、馬場差は1日を通した数値。連対馬については、差し・追い込み馬が全くダメだった訳ではないが、逃げ・先行特に逃げ馬の粘り込みが目立った。
馬場差一覧

■タイム分析
2018/02/17 (土)  芝=+0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
5R T1600 ロクセラーナ    牝3 未勝利 1:35.0 -0.5 ± -1.0 +0.5 110   A C
6R T1400 デルニエオール    牝3 500万下・牝 1:24.5 +2.3 -0.4 +1.5 +0.4 85   SL C
9R T1800 ユーキャンスマイル    牡3 つばき賞500 1:49.0 +1.1 ± +0.6 +0.5 94   D C
11R T1400 ミスパンテール    牝4 京都牝馬(G3) 1:23.0 +2.7 -0.5 +1.8 +0.4 82   SL C

2018-02-17 (土)  ダ=+0.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R D1200 タッチアコード    牝3 未勝利・牝 1:13.8 +0.8 ± +0.5 +0.3 95   D C
2R D1800 タマモシンプロン    牡3 未勝利 1:54.9 +0.6 ± +0.1 +0.5 99   C D
3R D1400 アカツキジョー    牡3 未勝利 1:25.0 -0.9 ± -1.3 +0.4 113   A D
4R D1800 チュウワウィザード    牡3 新馬 1:55.1 +0.5 -0.3 -0.3 +0.8 103   C D
7R D1800 ナムラヘラクレス    牡4 500万下 1:52.9 +0.3 ± -0.2 +0.5 102   C C
8R D1900 ビッグアイランド    牡4 1000万下 1:59.9 +1.3 ± +0.8 +0.5 92   D D
10R D1200 マテラスカイ    牡4 橿原SH1600 1:11.0 +0.3 ± ±0 +0.3 100   C C
12R D1200 アードラー    牡4 1000万下 1:12.6 +1.3 ± +1.0 +0.3 90   E C

         

■ワンポイントアドバイス
前走・中京芝出走馬の狙いを検証する
 2回前の放送のこの馬券Summaryで、前走2017年4回中京もしくは今年1回中京の芝を使って、「4コーナー5番手以内で9着以内だった馬」が次走芝のレースを使って来た時が狙いではないかという仮説を立てた。その結果、先ほど小倉のタイム分析で挙げた、大牟田特別のように1・2着馬が該当馬で、馬連の穴馬券が出るなど、なかなか結果出ている。しかし、よくよく検証して見ると、実は10着以下の馬でも馬券に結構絡んでいる。また、前走10着以下ですから、これが穴になる。例を挙げる。2/10小倉初日7R4歳以上500万下の芝1200m。前走中京芝1400mで逃げて17着だったタケデンサンダーが今度は9番人気で逃げて2着。1番人気シエルブランとの馬連は5,390円ついた。そして代替開催の13日9R巌流島特別では、前走中京芝で前へ行って10着だったハルクが勝ち、同じく12着だったトーセンアルバータが3着と。1着・3着のワイドでも4,170円ついている。この他この2週間の小倉芝コースにおいて、前走中京芝で4コーナー5番手以内・9着以内だが、4勝2着5回3着1回。単勝回収率109%、複勝回収率68%。単勝は100%行ったがもう一つ。前走中京芝で4コーナー5番手以内・10着以下、これがなんと2勝2着2回3着3回。単勝回収率は147%、複勝回収率が205%という結果が出た。10着以下なので、みんな人気がない。それでこんなに来ますから。明らかに前走着順が悪かった馬の方が良いですから、従ってこの後2週の小倉芝コースでは、「前走中京芝で4コーナー5番手以内でも着順は限定せずに、全て狙う」事にしたい。

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