2018/02/18 (日)
2018年2回京都8日目
■馬場コメント |
---|
芝 |
---|
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒6だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、全てプラスの数値だった。先週は最終週ではあったが、この開催の中では時計の出やすいレベルだった。 連続開催だった京都は1回開催3日目から全てプラスの数値だった。昨年秋、天候に恵まれない中での競馬が続いた影響が結局、この連続開催にまで影響を及ぼした。上位馬を見ると、土日8鞍で逃げ・先行馬は1頭も連対しておらず、中団・後方にいて外を回った馬が優勢だった。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒5だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、6日目以外は全てプラスの数値だった。 この開催は稍重で行われる事が多かったが、凍結防止剤の影響が残って、乾きづらかったためで、脚抜きの良いコンディションだったのは、不良馬場だった6日目だけ。先週も土曜と日曜前半は稍重だったが、やや時計は掛かっていた。そして日曜は後半良馬場となったが、馬場差は1日を通した数値。連対馬については、差し・追い込み馬が全くダメだった訳ではないが、逃げ・先行特に逃げ馬の粘り込みが目立った。 |
■タイム分析 |
---|
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5R | T2000 | 良 | ネプチュナイト | 牡3 | 未勝利 | 2:01.5 | -0.6 | ± | -1.2 | +0.6 | 112 | ○ | A | B | ||
7R | T1600 | 良 | エイシンスレイマン | 牡4 | 500万下 | 1:34.9 | +0.4 | ± | -0.1 | +0.5 | 101 | C | C | |||
9R | T1800 | 良 | ストンライティング | 牡5 | 春日特別1000 | 1:48.5 | +1.8 | ± | +1.3 | +0.5 | 87 | E | D | |||
10R | T1400 | 良 | ダイメイフジ | 牡4 | 斑鳩S1600 | 1:22.0 | +1.2 | -0.4 | +0.4 | +0.4 | 96 | D | C |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1R | D1800 | 稍 | コカボムクイーン | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:55.2 | +0.9 | ± | +0.4 | +0.5 | 96 | D | E | |||
2R | D1200 | 稍 | スマートアルタイル | 牡3 | 未勝利 | 1:13.3 | +0.3 | ± | ±0 | +0.3 | 100 | C | C | |||
3R | D1800 | 稍 | トーセンブレイヴ | 牡3 | 未勝利 | 1:54.8 | +0.5 | ± | ±0 | +0.5 | 100 | C | C | |||
6R | D1400 | 良 | バイラ | 牡3 | 500万下 | 1:25.2 | +0.1 | ± | -0.3 | +0.4 | 103 | B | C | |||
8R | D1400 | 良 | ヒップホップスワン | 牝4 | 500万下 | 1:25.4 | +0.9 | ± | +0.5 | +0.4 | 95 | D | D | |||
11R | D1200 | 良 | ナンチンノン | 牡7 | 大和SH | 1:10.8 | +0.6 | ± | +0.3 | +0.3 | 97 | D | D | |||
12R | D1800 | 良 | ワンダーピルエット | 牝5 | 1000万下・牝 | 1:53.8 | +2.0 | -0.3 | +1.2 | +0.8 | 88 | E | D |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
---|
前走・中京芝出走馬の狙いを検証する |
---|
2回前の放送のこの馬券Summaryで、前走2017年4回中京もしくは今年1回中京の芝を使って、「4コーナー5番手以内で9着以内だった馬」が次走芝のレースを使って来た時が狙いではないかという仮説を立てた。その結果、先ほど小倉のタイム分析で挙げた、大牟田特別のように1・2着馬が該当馬で、馬連の穴馬券が出るなど、なかなか結果出ている。しかし、よくよく検証して見ると、実は10着以下の馬でも馬券に結構絡んでいる。また、前走10着以下ですから、これが穴になる。例を挙げる。2/10小倉初日7R4歳以上500万下の芝1200m。前走中京芝1400mで逃げて17着だったタケデンサンダーが今度は9番人気で逃げて2着。1番人気シエルブランとの馬連は5,390円ついた。そして代替開催の13日9R巌流島特別では、前走中京芝で前へ行って10着だったハルクが勝ち、同じく12着だったトーセンアルバータが3着と。1着・3着のワイドでも4,170円ついている。この他この2週間の小倉芝コースにおいて、前走中京芝で4コーナー5番手以内・9着以内だが、4勝2着5回3着1回。単勝回収率109%、複勝回収率68%。単勝は100%行ったがもう一つ。前走中京芝で4コーナー5番手以内・10着以下、これがなんと2勝2着2回3着3回。単勝回収率は147%、複勝回収率が205%という結果が出た。10着以下なので、みんな人気がない。それでこんなに来ますから。明らかに前走着順が悪かった馬の方が良いですから、従ってこの後2週の小倉芝コースでは、「前走中京芝で4コーナー5番手以内でも着順は限定せずに、全て狙う」事にしたい。 |