2018/03/10 (土)
2018年2回中京1日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒9からプラス0秒5への変動、日曜がプラス0秒3だった。 木曜から金曜朝にかけての雨が残って、土曜の朝は重馬場だったが、芝のレースが始まる昼からは稍重。そこからも徐々に乾いたので、馬場差は変動で、5Rがプラス0秒9そこから徐々に水準方向に動いて、11Rがプラス0秒5だった。日曜も終日稍重で、これはどんどん乾いたという馬場ではなかったので、馬場差は一定。土曜の最後よりもさらに水準方向に動いてプラス0秒3だった。1月の開催がBコースで、今開催は2週目までがAコース。そして最終週の3週目だけがBコースとなる。先週は仮柵外しの馬場だったが、特に内有利でもなかった。中京は内に馬が固まって窮屈になりやすいので、仮柵外しの馬場でも極端に内有利にはなりにくい。また、先週雨の影響を受けたので、Aコースに変わってどの程度時計が出やすくなったのかも、わからなかった。今週以降の馬場を読むのは難しい。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒4からマイナス0秒8への変動、日曜がマイナス0秒6だった。 木曜から金曜にかけての雨が残って、土曜は重馬場でスタートし、8R以降は稍重だった。徐々に乾いているので、馬場差は変動で1Rと2Rがマイナス1秒4、水準方向に動いて12Rはマイナス0秒8。日曜は終日稍重で、馬場差も一定。土曜の最後よりさらに水準方向に動いてマイナス0秒6だった。土曜の前半と日曜では1秒近く違うが、土日とも速い時計が出るコンディションだった。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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5R | T1600 | 稍 | カーサデルシエロ | 牝3 | 未勝利 | 1:36.7 | +0.9 | ± | +0.2 | +0.7 | 98 | C | D | |||
7R | T2000 | 稍 | ブラックジェイド | 牡4 | 500万下 | 2:00.9 | -0.1 | ± | -0.9 | +0.8 | 109 | A | C | |||
9R | T1200 | 稍 | ロックオン | 牡5 | 500万下 | 1:10.0 | +0.9 | ± | +0.5 | +0.4 | 95 | D | D | |||
10R | T1600 | 稍 | ミュージアムヒル | 牝3 | フローラ500 | 1:35.6 | +0.5 | -0.3 | -0.3 | +0.5 | 103 | C | C | |||
11R | T1400 | 稍 | スターオブペルシャ | セ5 | トリトH1600 | 1:21.7 | +1.2 | ± | +0.8 | +0.4 | 92 | E | C |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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1R | D1200 | 重 | メイショウキタグニ | 牡3 | 未勝利 | 1:12.1 | -1.3 | ± | -0.4 | -0.9 | 104 | B | D | |||
2R | D1800 | 重 | スターリングブルス | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:55.6 | +0.6 | ± | +2.0 | -1.4 | 80 | E | D | |||
3R | D1400 | 重 | タラニス | 牡3 | 未勝利・若 | 1:26.1 | -0.2 | ± | +0.8 | -1.0 | 92 | E | D | |||
4R | D1900 | 重 | サトノエメラルド | 牡3 | 未勝利 | 2:01.1 | -1.0 | ± | +0.3 | -1.3 | 97 | C | D | |||
6R | D1900 | 重 | ヒルノアトラーニ | 牡4 | 500万下 | 2:00.9 | +0.4 | ± | +1.6 | -1.2 | 84 | E | C | |||
8R | D1400 | 稍 | レイダー | 牡4 | 500万下 | 1:24.3 | -0.8 | ± | ±0 | -0.8 | 100 | C | D | |||
12R | D1800 | 稍 | マジカルスペル | 牡4 | 瀬戸特別1000 | 1:51.4 | -1.4 | ± | -0.6 | -0.8 | 106 | ○ | B | C |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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3月・4月の3歳未勝利戦 |
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恐ろしく地味なテーマだが、3月・4月の3歳未勝利戦における種牡馬成績を取り上げる。 まず2013年から2017年の5年間、3月・4月の3歳未勝利戦で産駒が20勝以上している種牡馬の一覧表をご覧下さい。この上位の方は普通のリーディングサイアーランキングと同じだが、ところどころ普通のサイアーランキングよりも上に来ている種牡馬がいる。そこで2013年から2017年の5年間の全勝利数の中で3月・4月の3歳未勝利戦の勝利数の割合が高い種牡馬を抜き出すと、トップスリーはエンパイアメーカー・サウスヴィグラス・シンボリクリスエスとなる。この3頭の種牡馬のランキングには2つ意味があり、まず、これらの種牡馬はダートの勝ち鞍が多い。そして早熟ではない産駒が多い。ダート向きの種牡馬の産駒がこの時期に多く初勝利を挙げるのは、単純にダートの3歳未勝利戦が多いからだが、早熟ではない産駒が多い事は重要。初勝利が遅いと、軽視されがちだが、成長力があって、遅い初勝利からどんどん勝ち上がって行く馬が結構いる。エンパイアメーカーに関しては、昨年の春にも晩成種牡馬という事で取り上げたが、サウスヴィグラスやシンボリクリスエスも同じタイプなので、初勝利が遅くても出世する可能性がある。ただ、サウスヴィグラスは先日残念ながら死亡してしまいましたし、シンボリクリスエスももう高齢。直接の役には立たないかもしれないが、こういう視点で種牡馬の成績成績を追うというのも効果がある。この視点からの注目は、現3歳世代が初年度産駒となるオルフェーヴルとエイシンフラッシュで、どちらも初勝利が遅い産駒が多いという気配をプンプン漂わせている。ロードカナロア産駒がガンガン勝っているのに対して、これら2頭の産駒は勝ち上がり率が今のところ高くなくて、期待外れ感もあったが、どちらも2月辺りから勝ち上がる馬が増えてきた。この初勝利の分布がこのようになる種牡馬は遅い勝ち上がりから、一気に連勝したり、高齢まで活躍する産駒を出す事が多いので、注目しましょう。 |