2018/04/01 (日)
2018年2回阪神4日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値だが、開幕週と比較して先週は速い時計の出るコンディションになった。 雨の影響で若干の水分を含んでいた先々週にしても、発表は土日ともに良馬場で、時計の出方は速かった。先週は晴れの日が続いたのと、中山同様にBコース替わり。一気に高速化した。ただし、時計が速くなったからと言って、内一辺倒でも前残りでもない。外周りを中心に、脚力の違いが出やすい馬場。残り2週もBコースが使用される。高速馬場が続くのではないだろうか。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒1だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、今開催1週目までは全てマイナスの数値だったが、先週は春の阪神で初めてプラスの数値になった。 雨が降らなかった影響から、砂が乾燥してパサパサに近い状態だった。それでも阪神は、中山より速いが、馬場差は前開催から初めてプラスとなった。時計を要してきたからと言って、差し・追い込みが決まりやすいという事はなくて、先週は前に行った組の方が優勢だった。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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4R | T1600 | 良 | レッドガラン | 牡3 | 未勝利 | 1:34.3 | -1.3 | ± | -0.3 | -1.0 | 103 | C | C | |||
7R | T1200 | 良 | ブライティアレディ | 牝5 | 500万下 | 1:08.7 | -0.6 | ± | +0.2 | -0.8 | 98 | C | D | |||
9R | T2000 | 良 | サトノグラン | 牡4 | 明石特別1000 | 2:03.6 | +3.4 | -1.5 | +3.2 | -1.3 | 68 | SL | D | |||
10R | T2400 | 良 | ホウオウドリーム | 牡4 | 御堂筋H1600 | 2:27.4 | +1.7 | -0.9 | +2.4 | -1.6 | 76 | SL | C | |||
11R | T2000 | 良 | スワーヴリチャード | 牡4 | 大阪杯(G1) | 1:58.2 | -0.3 | -0.6 | +0.4 | -1.3 | 96 | ○ | D | B |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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1R | D1800 | 良 | ミトノクイーン | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:55.6 | +1.0 | ± | +0.9 | +0.1 | 91 | E | D | |||
2R | D1400 | 良 | サンライズフルメン | 牡3 | 未勝利 | 1:25.8 | -0.3 | ± | -0.4 | +0.1 | 104 | B | D | |||
3R | D2000 | 良 | ウォーターロレンス | 牡3 | 未勝利 | 2:09.0 | +0.7 | ± | +0.6 | +0.1 | 94 | D | C | |||
5R | D1200 | 良 | ジョーカナチャン | 牝3 | 500万下 | 1:13.4 | +0.8 | ± | +0.7 | +0.1 | 93 | D | C | |||
6R | D1800 | 良 | ダノンレーザー | 牡5 | 500万下 | 1:53.7 | +0.6 | ± | +0.5 | +0.1 | 95 | D | C | |||
8R | D1200 | 良 | オールドベイリー | 牡4 | 1000万下 | 1:12.4 | +0.7 | ± | +0.6 | +0.1 | 94 | D | C | |||
12R | D1400 | 良 | ファッショニスタ | 牝4 | 鳴門S1600 | 1:24.3 | +0.8 | ± | +0.7 | +0.1 | 93 | D | C |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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JRA再転入馬の狙い方 |
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前開催の2回中山ではJRAで未勝利のまま、地方に移籍して特定の勝ち鞍、規定では2歳馬と3歳馬は2勝、4歳以上は3勝というのがあるが、これを挙げてJRAに復帰する所謂再転入馬が500万下で4勝挙げていた。今回はこれらを検証するとともに、こういった馬を狙えるコツを探ってみたいと考える。 6日目8Rのダート1800m戦を快勝した、エンパイアステートは転入2戦目だった。調教の動きが良くて、初戦の東京戦は2番人気だったが、不良馬場の高速決着という事で、タイムランクBの一戦。これに戸惑って11着だった。これまでと勝手が違ったという事。しかし、中山での次走はパワーを要する条件に替わって一変した。地方に転出する前は、2着3回3着1回。500万下なら通用する存在だった。 次に7日目7Rのダート2400mを差し切ったワンダーラジャ。転入初戦の小倉戦で2着。当時が自身Cランクだった。今回はEランクという事だったので、相手に恵まれての順当勝ちだが、それでも3番人気。馬券の旨みはあった。この馬も地方転出前はデビュー7戦目以降2着4回3着4回と8走続けて馬券の対象になっていた馬。十分500万で通用する能力を秘めていた。 同じ7日目12Rのダート1200m戦は転入初戦と2戦目の馬が2頭ずついた。中でも転入初戦のケンユキノオーは、4番人気で単勝オッズが9.8倍。そこそこ売れていたが、結果は6着に終わった。一方転入2戦目で逃げ切ったのはマッジョネラ。地方転出前に中山ダート1200mのスーパー未勝利を自身Cランク相当で2着していた。この時ケンユキノオーは4着と、ケンユキノオーにはマッジョネラは先着していた。しかし今回は、マッジョネラは13番人気。単勝79.9倍とケンユキノオーと比較すれば妙味大だったと思う。転入初戦の東京1400m戦は14着だったが、実績のある条件、中山ダート1200mに替わって激変は可能だったと思う。 4頭目は芝のレースから、8日目8Rの芝2000mを完勝したのは転入初戦のスパイラルダイブ。ルメール騎手とあって、2番人気だったが、以前JRAに在籍した期間を見ると、新馬戦のハナ差2着を含めて5戦中2着が3回。これも現状の500万下なら能力上位の存在だった。 転入馬を狙うには、まず中央未勝利時代の成績を調べる事。通用する裏付けがあったら、転入初戦で負けても1・2回は追ってみるという事が良いと思う。調教で動いているなど、買われる要素が加わればさらに良いと思う。この時期まで来ると500万下は全体的に層が薄くなって、ローカル開催もあって、有力馬が分散しやすい。転入馬の活躍する余地は拡大していると思う。ちなみに3/25の中京6R、ダート1400mの4歳上500万下では転入初戦のシャープシューターが1着。この馬についても、当てはまる。以前のJRA在籍時は、4走全て馬券圏内に入っていた。 |