Victory Road

アダルト 期間限定セール(毎週作品更新)

2018/04/14 (土)
2018年3回中山7日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス0秒1だった。まずはこの開催の馬場差を確認しておくと、Bコースに変わった3日目以降、マイナス1秒0からマイナス0秒7の間で推移していたが、先週日曜は水準レベルになった。
 中間は雨が降らなかった。土曜は芝が乾いて良馬場発表。気温の上昇とともに、芝の生育も順調で、コース替わりの開催2週目の馬場差マイナス1秒台に戻っていた。そして春の嵐が予測された日曜日は、夜中の3時頃から雨が降り出した。1R前には上がったが、土曜と一転して水準方向へと傾いた。日曜の馬場差マイナス0秒1は、1日を通した数値。馬場の中から外が伸びる傾向は、先々週までと同様。今週だけに限った事ではない。
ダート
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒8。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒7だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、週によってあるいは、同じ週でも土日で数値に開きがあり、初日と最終日は時計が出やすくなった。
 中間雨が降らず、砂が乾燥した状態なのに土曜は1800m・1200mともに先々週と比較して時計が出やすくなっていた。そこへ持ってきて、日曜未明からの雨。稍重発表の日曜は高速レベルに近づいた。土曜は風が強かったが、時計の出方に影響するほどではない。また、日曜も競馬が行われたのは風が弱まってから。こちらも影響は無い。また、脚質的な偏りもなかった。
馬場差一覧

■タイム分析
2018/04/14 (土)  芝=-1.0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
4R T2000 シゲルシイタケ    牡3 未勝利 2:02.4 -0.5 -0.8 -0.3 -1.0 103   C D
6R T1200 ラストプリマドンナ    牝3 500万下 1:08.9 -0.5 ± +0.1 -0.6 99   C C
8R T1600 スピリットソウル    牡4 500万下 1:34.7 -0.2 ± +0.6 -0.8 94   D D
9R T1800 フィエールマン    牡3 山藤賞500 1:48.1 -0.8 -0.5 -0.4 -0.9 104 B C

2018-04-14 (土)  ダ=-0.1 / 1200m=-0.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R D1200 トーセンリラ    牝3 未勝利・牝 1:11.9 -1.0 ± -0.7 -0.3 107 B D
2R D1800 カフェアトラス    牡3 未勝利 1:55.9 +0.2 ± +0.3 -0.1 97   C D
3R D1200 ウサギノダンス    牡3 未勝利 1:13.4 +0.5 ± +0.8 -0.3 92   E E
5R D1200 ランパク    牡3 未勝利 1:13.8 +0.9 ± +1.2 -0.3 88   E D
7R D1800 ボールドアテンプト    牝5 500万下・牝 1:54.6 +0.6 ± +0.7 -0.1 93   D D
10R D1800 ヨシオ    牡5 下総S1600 1:52.1 -0.3 ± -0.2 -0.1 102   C C
12R D1800 テイエムコンドル    牡7 利根川特1000 1:54.0 +0.8 ± +0.9 -0.1 91   E D

         

■ワンポイントアドバイス
オークス・日本ダービーの前哨戦で注目したい馬
 桜花賞・皐月賞が終了して今週から東京に舞台を移してオークス・日本ダービーの前哨戦が続く。そこで今回の馬券Summaryは、その前哨戦に出走すると予想され、本番を目指す有力馬を牝馬・牡馬に分けて2頭ずつ挙げてみたいと考えている。
 まず3/10阪神芝2400mゆきやなぎ賞を勝ったディープインパクト産駒のサトノワルキューレ。前半は最後方に位置、残り1000mからロングスパートをかけて、一旦エタリオウを行かせておいて、直線で差し切るという味な勝ち方だった。補正込みだが、タイムランクもBだった。牡馬の強いところを負かした点と、ステイヤーらしい勝ち方が魅力に映る。栗東角居厩舎所属、今週のフローラSをM.デムーロ騎手で予定している。
 牝馬からもう一頭、美浦古賀慎明厩舎所属のミュージアムヒル。デビューから6戦して2勝2着4回と連対率10割を誇る。アネモネS2着のレッドレグナントや桜花賞5着のマウレアなどに負けているので、勝負付けは済んでいると見られがちだが、1600m以下で脚を余す敗戦も多かった。同じ1600mでも3/10、中京のフローラルウォーク賞は余裕の差し切りだった。当時2着のアドマイヤアルバも、次走で勝ち上がっている。地味でも相手なりに走れるタイプ、こちらはスイートピーSを予定している。

 1頭目は美浦藤沢和雄厩舎のオブセッション。昨年暮12/2、阪神1800mのシクラメン賞で2勝目を挙げた。1分45秒6は2歳レコードで、タイムランクも文句なしのAだった。エンジンが掛かったのがラストの200m手前、そこから4馬身差つけた豪快な末脚はまだ記憶に新しい。この後弥生賞に出走して、4コーナーで待避所の方向へ逃げてしまう、悪癖を出して惨敗した。気性的に若さは残るが、その分伸びしろも大きくて、大きな馬体と大きなストライドは断然東京向き。予定されている青葉賞を足がかりにして、大きく飛躍してきそうな予感がする。
 牡馬2頭目は栗東友道康夫厩舎所属のスーパーフェザー。オブセッションと同じディープインパクト産駒。2016年のセレクトセールで2億6000万円の高値で取引された。デビュー4戦目となった3/31、阪神芝2400mのアザレア賞は操縦性が向上、距離が2400mに伸びて追走にも余裕が出た。上がり600m推定33秒6で2着に2馬身半差の楽勝だった。いかにも東京2400mが向いていそうな感じがある。こちらも青葉賞を予定。ペースが上がり、時計が速くなってどうかをしっかりとチェックしておきたいと思う。

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