2018/04/21 (土)
2018年3回京都1日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒2だった。 1年前の開幕週はいくらか雨の影響が残ったコンディションで、マイナス0秒9でスタート。先週はこの季節の開幕週としては想定内だと思う。脚質的には土日で芝のレースは12鞍あったが、逃げ馬の連対は2頭で、先行馬は1頭のみ。開幕週から差し馬が活躍していた。なお、3回京都は6週の開催で、前半3週はCコース、後半3週はDコースが使用される。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラスマイナスゼロだった。 例年通りと言うべきか、冬の開催と比べれば時計は出やすくなっていた。脚質的には逃げ馬が連対したレースは6鞍あった。一方で後方からの差し馬の連対は1鞍のみで、基本ある程度前めにつけた馬が有利で、差すにしても中団くらいにつけていないと厳しい状況だった。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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4R | T1400 | 良 | アンリミット | 牝3 | 未勝利 | 1:21.2 | -1.3 | ± | -0.5 | -0.8 | 105 | B | D | |||
5R | T1800 | 良 | インターセクション | 牡3 | 未勝利 | 1:48.0 | -0.4 | ± | +0.7 | -1.1 | 93 | D | C | |||
7R | T1600 | 良 | ダノンディーヴァ | 牝4 | 500万下 | 1:33.8 | -0.7 | ± | +0.3 | -1.0 | 97 | C | C | |||
8R | T2400 | 良 | アルムフォルツァ | 牡3 | あずさ賞500 | 2:24.9 | -2.3 | ± | -0.9 | -1.4 | 109 | B | C | |||
10R | T1600 | 良 | ワンダープチュック | 牡4 | 六波羅特1000 | 1:34.4 | +0.5 | -0.7 | +0.8 | -1.0 | 92 | D | D | |||
11R | T1200 | 良 | ナガラフラワー | 牝6 | 彦根S1600 | 1:07.9 | -0.4 | ± | +0.3 | -0.7 | 97 | D | C |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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1R | D1800 | 良 | クリノアスコット | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:55.1 | +1.2 | ± | +1.2 | ±0 | 88 | E | D | |||
2R | D1400 | 良 | ブライトエンパイア | 牡3 | 未勝利 | 1:26.5 | +0.9 | ± | +0.9 | ±0 | 91 | E | C | |||
3R | D1900 | 良 | トワイライトタイム | 牡3 | 未勝利 | 1:59.8 | -1.0 | ± | -1.0 | ±0 | 110 | ○ | A | C | ||
6R | D1200 | 良 | メイショウミライ | 牡3 | 500万下 | 1:12.1 | +0.1 | ± | +0.1 | ±0 | 99 | C | C | |||
9R | D1200 | 良 | キョウワエステル | 牝5 | 500万下・牝 | 1:13.1 | +1.2 | ± | +1.2 | ±0 | 88 | E | D | |||
12R | D1800 | 良 | ゼンノワスレガタミ | 牡4 | 1000万下 | 1:52.8 | +1.0 | ± | +1.0 | ±0 | 90 | E | C |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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今の東京芝に合っている騎手 |
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これは横山典弘騎手のこと。先週は実は2勝で2着2回3着1回と活躍した。中でも芝のレースの活躍が目立っていて、それぞれのレースを振り返ると、インからの差しで結果を残している事がわかる。 まずは土曜5R、サクラレイメイ。スタートがちょっと悪くて、軽く寄られたのでさらに後ろのポジションになったが、その後はずーっとインを上手く立ち回る。直線も前が開くのを待って、ずーっとインにこだわって、結果この後最内からしっかりとしたフォームで抜け出して来て、ちょっと楽勝かなと思えるような内容だった。これは鮮やかな勝ちっぷりだった。 続いて土曜6Rのミッキーバード。これも同じくスタートは早くなかった。まるで前のレースのVTRを見ているかのような感じだった。それでもその後ずーっとインをそつなく立ち回って、また不思議とインがキレイに開いてくるんですよね。これも最内から鮮やかに抜け出して、このまま1着という結果になった。 最後が日曜の3R。ブラックキングダムという馬だが、これはスタートを決めて、その後はインをそつなく立ち回って、結果2着に敗れたが、一旦は先頭に立ちましたし、見せ場は十分だった。ですから、今の東京芝については、差しは決まるが流石に外一気では厳しいので、内をロスなく立ち回って、満を持して追い出すパターンがベスト。たぶん、今週くらいまで同じ傾向が続くと思うので、引き続き横山典弘騎手の手綱さばきには注目。 |