2018/05/05 (土)
2018年3回京都5日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナス1秒台で東京の芝ほどではないものの、速い時計の出るコンディション。 大きな差ではないが、さらに時計が出やすくなっていた。先週の連対馬については、12鞍中逃げ馬は1頭で先行タイプは4頭だった。こちらも差し有利の状況が続いている。ただ、今週からの後半3週はDコースが使用されるので、コースが替わって同じ傾向が続くかどうかは東京と同様何とも言えない部分がある。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒3だった。ここまで6日間を振り返ると、水準かやや時計の掛かるレベルで大きな動きはない。 こちらも雨の影響はほとんど残っておらずに、やや時計の掛かるコンディション。あと上位馬については、未勝利クラスでは前めにつけた馬が幅を利かせるが、クラスが上がると差しが届いていた。基本的には差し馬に不利にならない馬場で、ペースがそこそこ速くなれば、差しが届く。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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4R | T1400 | 良 | ナンゴクアイネット | 牝3 | 未勝利 | 1:21.8 | -0.7 | ± | +0.2 | -0.9 | 98 | C | D | |||
5R | T1600 | 良 | ジューンスクスク | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:35.4 | +0.2 | ± | +1.2 | -1.0 | 88 | E | D | |||
6R | T1400 | 良 | ジュンドリーム | 牝3 | 500万下 | 1:22.5 | +0.6 | -0.6 | +0.9 | -0.9 | 91 | SL | D | |||
9R | T2000 | 良 | ハギノアレス | 牡4 | 鴨川特H1000 | 2:00.0 | +0.2 | -0.6 | +0.9 | -1.3 | 91 | SL | D | |||
10R | T1800 | 良 | サンティール | 牝4 | パールS1600 | 1:46.6 | +0.6 | ± | +1.8 | -1.2 | 82 | E | D | |||
11R | T2200 | 良 | ステイフーリッシュ | 牡3 | 京都新聞(G2) | 2:11.0 | -2.1 | ± | -0.7 | -1.4 | 107 | B | C |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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1R | D1400 | 良 | ミスティック | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:27.3 | +1.7 | ± | +1.5 | +0.2 | 85 | E | E | |||
2R | D1800 | 良 | サトノグリッター | 牡3 | 未勝利 | 1:54.6 | +0.7 | ± | +0.5 | +0.2 | 95 | D | C | |||
3R | D1400 | 良 | イシュトヴァーン | 牡3 | 未勝利 | 1:26.1 | +0.5 | -0.4 | -0.1 | +0.6 | 101 | ○ | C | C | ||
7R | D1900 | 良 | ウォーターレスター | 牡5 | 500万下 | 1:59.3 | -0.1 | ± | -0.3 | +0.2 | 103 | C | C | |||
8R | D1200 | 良 | タテヤマ | 牡4 | 500万下 | 1:12.6 | +0.7 | ± | +0.6 | +0.1 | 94 | D | C | |||
12R | D1800 | 良 | レッドウィズダム | 牡5 | 1000万下 | 1:53.0 | +1.2 | -0.4 | +0.6 | +0.6 | 94 | D | D |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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好調厩舎、勢い持続 |
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これは藤原英昭厩舎の事。何と5月6日終了時点で33勝をマークしている。これは現時点で昨年1年間の全国リーディングの18位に該当する成績。ホント驚異的な数値だと思う。ちなみに、昨年の同じ週、5月7日終了時点での勝ち星は15勝だった。出走回数は昨年が106戦で、今年が109戦なので、ほとんど同じでそんな中今年は昨年の倍以上のペースで勝っている訳なのですから、ホント凄いの一語。 ちなみに、今年の33勝中、関西圏の本場に当たる阪神・京都での勝ち星より、それ以外の開催場での勝ち星が多いのが大きな特徴。関東圏の東京・中山、そしてローカルの中京・小倉を合わせると何と20勝もマークしている。実際先週も東京で3勝を挙げていた。昨年の同時期も実は全15勝中10勝が京都・阪神以外だったので、傾向としてはほぼ同じ。そして特徴としては左回りの底力勝負になりやすい、広いコースで強い。ですから、東京で8勝、中京で7勝勝ち星の半数近くをマークしている。今年の藤原厩舎を見ていると、ホント勝てる番組があるとピンポイントで使いに行って、きっちり結果を残しているというパターンなので、中でも東京とか中京では滅法強いですから、厩舎自体の管理馬のレベルが高いので、人気になりますから、馬券的な妙味はあまりないとは思うが、東京開催はしばらく続きますから、東京で使って来るようならより信頼度は高まると見て良いと思う。 |