2018/05/13 (日)
2018年1回新潟6日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒1からプラス0秒5への変動。直線1000m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒2だった。さかのぼって6日間の芝の馬場差を確認しておくと、5日目まではマイナスゾーンだったが、6日目の後半はプラスゾーンとなった。 土曜は確かにマイナスゾーンではあったが、水曜・木曜の雨の影響が残って、水準レベルで前半2週と比較して時計が掛かっていた。そして日曜は雨が降り続いて、後になるほど時計が掛かって行った。ただし、1鞍ずつしか行われていない直線1000mは土日で大きな開きはなかった。そして連対馬の脚質を見ると、差し優勢で特に雨が降り続いた日曜は、逃げ・先行の連対はなかった。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒3からマイナス0秒5への変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒5からマイナス0秒7への変動だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、1800mは4日目まではプラスゾーンだったが、先週は雨の影響で時計が出やすくなり、マイナスの数値だった。1200mは全てマイナスの数値となっている。 まず土曜時点で雨の影響が残って、特に1800mは前半2週よりも時計が出やすくなっていた。さらに日曜は雨が降り続いて、マイナス方向に動いた。ただ、土曜から大きく変わっていないのは強調材料。そして連対馬の脚質に目立った偏りはなかった。言い換えれば差し馬が不利だった訳ではなかった。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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1R | T1200 | 良 | ミッキーパパイア | 牝3 | 未勝利 | 1:09.5 | -0.2 | ± | -0.1 | -0.1 | 101 | C | C | |||
7R | T2000 | 良 | カラル | 牡4 | 500万下 | 2:00.2 | +0.2 | -0.4 | -0.3 | +0.1 | 103 | C | D | |||
10R | T2200 | 良 | シャリオヴァルト | セ5 | 胎内川特500 | 2:16.4 | +3.0 | -1.0 | +1.6 | +0.4 | 84 | SL | D | |||
11R | T1800 | 稍 | ダノンキングダム | 牡4 | 赤倉特別1000 | 1:46.8 | +1.0 | ± | +0.5 | +0.5 | 95 | D | D | |||
12R | T1000 | 稍 | ミキノドラマー | 牡5 | 飛竜特別500 | 0:55.3 | ±0 | ± | -0.2 | +0.2 | 102 | C | C |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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2R | D1200 | 良 | トウケイゴコウ | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:12.1 | -0.6 | --- | -0.1 | -0.5 | 101 | C | C | |||
3R | D1800 | 良 | ライナス | 牡3 | 未勝利 | 1:54.5 | +0.5 | -0.3 | +0.5 | ±0 | 95 | D | C | |||
6R | D1800 | 良 | ハイエストクイーン | 牝3 | 未勝利・牝 | 1:55.6 | +1.6 | ± | +2.0 | -0.4 | 80 | E | D | |||
8R | D1800 | 良 | アヴァント | 牡4 | 500万下・若 | 1:53.6 | +0.8 | ± | +1.3 | -0.5 | 87 | E | D | |||
9R | D1200 | 良 | サイモンミラベル | 牝4 | 500万下・牝 | 1:11.9 | ±0 | ± | +0.7 | -0.7 | 93 | D | D |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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ここまで悪くなると… |
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これは私の馬券の調子ではなく、先週の日曜の京都の芝コースの事。私が朝、京都競馬場へ向かう時は、ポツポツしか降っていなくて傘がいらなかったが、競馬場に着いた頃から雨脚が強くなって、その後はズッと降り続いて一気に馬場が悪くなった。結局9R以降の馬場差は設定不能となるぐらい降った。そしてその9Rを勝ったのがグローブシアターという馬。実はこの馬、エピファネイアの半弟で、兄は2013年不良馬場の菊花賞を制している。思わずあの時の光景を思い出した。恐らく血統的に道悪がかなり上手なんだと思う。 そして続く10Rを制したのは先ほどのタイム分析で取り上げたワンダープチュック。これも先ほど言った通りこれで道悪は3戦3勝になった。これは蹄に水かきがついているんじゃないかなと思うぐらい道悪が上手。一方道悪が苦手な馬たちも多く見受けられた。 リストにしたが、9Rではインヴィクタ。10Rでは先ほど取り上げたインビジブルレイズ・レオナルド。さらに12Rはスペードクイーン・ユアスイスイ辺りがホント全くと言って良いほど力を発揮できなかったですから、これらの馬は次走巻き返し可能だと思いますし、名前を覚えておいた方が良いと思う。 |