Victory Road

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2018/07/28 (土)
2018年2回新潟1日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒5。直線1000mは土日ともにマイナス0秒4だった。
 新潟の馬場開設に入る前に先週からJRAのホームページで朝の含水率が発表される事になった事に触れておく。これがレース毎に発表される訳ではないので、例えば先週日曜の小倉のような状況になると、その発表された含水率がそのままストレートに何かの役に立つという事はないが、土曜と日曜の馬場差が違うのかどうか、それを判断する材料の1つになるとは思う。そして先週の新潟芝の含水率、あくまでも朝一の含水率だが、これが土曜のゴール前が11.9%、4コーナーが13.9%。そして日曜の朝もゴール前が11.9%、4コーナーが13.9%と全く同じだった。他の条件にも特に違いはないので、土日の馬場差は同じで、2000m対象がマイナス1秒5。直線1000mがマイナス0秒4だった。夏の新潟1週目としては2012年以降で最も速い時計が出るコンディションだった。開催前のエアレーション作業とシャタリング作業によって、1週目でもそれほど高速馬場ではなく、しかし開催が進んでも直線雨の影響を受けなければ、馬場差があまり変わらないというのが、近年の夏の新潟の芝の傾向だったが、果たしてこのままこのマイナス1秒を超える馬場差が続くのかどうかは、2週目以降の注目点の1つとなる。今年も夏の新潟は6週全てAコースで行われる。
ダート
 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒4。1200m対象の数値は土日ともにマイナス0秒3だった。
 朝の含水率は土曜がゴール前が2.3%、4コーナーが1.9%。日曜はゴール前2.8%で4コーナー1.7%。かなり乾いていたが、その割には極端に時計が掛かるコンディションではなかった。勝ち馬に関しては大半が4コーナーで前に取り付いていた馬。これは新潟のダートらしい決着が多かった。
馬場差一覧

■タイム分析
2018/07/28 (土)  芝=-1.5 / 直=-0.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R T1400 ナーゲルリング    牝2 未勝利・牝 1:22.8 -0.2 -0.2 +0.7 -1.1 93   D C
4R T1200 セイウンアカマイ    牝3 未勝利 1:09.0 -0.6 ± +0.3 -0.9 97   D C
5R T1400 グレイシア    牝2 新馬 1:21.6 -1.6 ± -0.5 -1.1 105 B C
7R T1800 ウェストブルック    牡3 未勝利 1:46.5 -0.8 -0.8 -0.2 -1.4 102   C D
9R T1000 ジュリーハーツ    牝3 閃光特別500 0:54.9 -0.4 ± ±0 -0.4 100   C D
10R T1600 ヴゼットジョリー    牝4 月岡温泉1000 1:33.3 ±0 -0.9 +0.3 -1.2 97   C C
11R T2000 グローリーヴェイズ    牡3 佐渡SH1600 1:56.6 -2.0 ± -0.5 -1.5 105 B C

2018-07-28 (土)  ダ=+0.4 / 1200m=-0.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
2R D1200 ニシノフルバンク    牡2 未勝利 1:13.6 +0.4 ± +0.7 -0.3 93   D C
3R D1800 リンガスビンゴ    牝3 未勝利・牝 1:55.0 +1.2 -0.6 +0.2 +1.0 98   C C
6R D1800 ケイツーリラ    牝3 未勝利 1:54.8 +1.0 ± +0.6 +0.4 94   D D
8R D1200 クイーンズテソーロ    牝3 500万下・牝 1:11.6 -0.3 ± ±0 -0.3 100   C C
12R D1200 モルゲンロート    牡5 500万下 1:11.1 -0.8 ± -0.5 -0.3 105   B C

         

■ワンポイントアドバイス
札幌のモレイラ
 J.モレイラ騎手が先週から短期免許で騎乗して、土日で7勝2着2回3着2回4着以下6回。特に土曜日はほとんど何でも来ちゃうという状態だったが、得意とか不得意はある模様。これまでも日本では札幌での騎乗が多くて、今年も主に札幌で乗るはずなので、先週までの札幌のコース別の成績を出すと、このようになっている。
札幌のモレイラ
連対率50%を超えるのがダート1700m・ダート2400m、そして芝1500m・芝1800m・芝2600m。距離が長い方が成績が良いとも取れるが、私はコーナーが多いコースが得意なのだと推測する。勝つときのレース運びを見ると、4コーナーの手前からスーッと上がって来て、直線入り口で先頭というパターンが多い。直線入り口で先頭というのが勝ちパターンなのは当たり前と言えば当たり前だが、これはいつも最初から先行している訳ではなくて、コーナーで上がって来る事が多い。コーナーでロス無く馬に負担をかけずに加速するのが上手いので、コーナーが多いコースで成績が良いのだと思う。ただし、コーナーが4つあるコース形態でも、芝の2000mはあまり良くない。っと言っても普通の基準ならすごい連対率だが、芝2000mはスタートから最初のコーナーまでが長くて、全体に占めるコーナーの割合が多くない。得意箇所が少ないという事、それが原因じゃないかと思う。今週以降もまぁモレイラさんが乗っているというだけの理由で、全て人気になりそうだが、信頼度が極めて高いコースと、信頼度が普通になるコースがあるという事は知っておきたい。

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