Victory Road

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2018/08/18 (土)
2018年2回札幌1日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラス0秒1だった。さかのぼって6日間の芝の馬場差を確認しておくと、前の開催2週目は高速馬場だったが、その後は雨の影響でプラスの数値か、水準に近いレベルで推移している。
 先週の札幌は月曜日から金曜日まで毎日雨が降っていたが、土曜朝の含水率は高くなく良馬場。しかし、芝の傷みは進んでいて、Cコースに移っても高速馬場には戻らなかった。日曜の朝にまた雨が降って、日曜の4R以降は稍重。良馬場発表の1Rもレース前から雨が降っていて、ほとんど稍重。という事で馬場差は変動ではないが、土曜よりさらに時計が掛かっていた。雨の影響があったとは言え、Cコース1週目で先週のような馬場差になったのなら、今週そして来週といきなり高速化する事は考えにくい。パワーのある馬が好走しやすい馬場が続くと思う。
ダート
 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値だが、週によって時計の出方は異なり、前の開催3週目は脚抜きが良く、かなりの高速馬場になった。
 月曜から金曜まで毎日雨が降って土曜は稍重だった。日曜朝の含水率は土曜より低かったが、その計測後に雨が降ったので、結局土曜と日曜の馬場差は同じになった。
馬場差一覧

■タイム分析
2018/08/18 (土)  芝=-0.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R T1200 イッツクール    牡2 未勝利 1:10.0 -0.8 ± -0.7 -0.1 107 B D
2R T1800 シェーングランツ    牝2 未勝利 1:51.1 +0.3 ± +0.5 -0.2 95   D C
5R T1500 エレナレジーナ    牝2 新馬 1:32.8 +1.7 -0.7 +1.2 -0.2 88   SL C
7R T2000 ティイ    牝3 未勝利 2:03.5 +0.5 ± +0.7 -0.2 93   D D
10R T1800 トーセンスーリヤ    牡3 富良野特500 1:49.1 -0.1 ± +0.1 -0.2 99   C C
11R T2600 ララエクラテール    牡6 札幌日H1000 2:42.1 +0.3 ± +0.6 -0.3 94   D C
12R T1500 ウインシャトレーヌ    牝4 石狩特別500 1:30.1 +0.7 -0.2 +0.7 -0.2 93   D C

2018-08-18 (土)  ダ=-0.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
3R D1700 シネマソングス    牝3 未勝利・牝 1:46.6 -0.2 ± +0.3 -0.5 97   C D
4R D1000 ミヤジサクラコ    牝3 未勝利 0:59.5 -0.1 ± +0.2 -0.3 98   C D
6R D1700 ディナミーデン    牡3 未勝利 1:47.7 +0.9 ± +1.4 -0.5 86   E D
8R D2400 サトノヴィクトリー    牡4 500万下 2:35.8 +1.3 ± +2.0 -0.7 80   E D
9R D1700 クルークハイト    牝4 500万下・牝 1:45.9 +0.2 ± +0.7 -0.5 93   D C

         

■ワンポイントアドバイス
夏血統ノヴェリスト
 現3歳世代が初年度産駒のノヴェリストだが、2回前の放送で取り上げたオルフェーヴルと同じように、初年度産駒の新馬・未勝利戦の成績を月ごとに出してみると
夏血統ノヴェリスト
11月未勝利、12月1勝、1月・2月が未勝利と来て、3月に2勝、そして4月に5勝。この部分だけを見ると晩成タイプが多いように見えるが、恐らくそうではなくて、寒い時期が苦手という事だと思う。2歳6月から9月までの新馬戦では、芝に限らると4勝2着6回で、連対率は38.5%。晩成タイプが多い種牡馬の成績ではない。ここでさりげなく芝に限ればと言ったが、目立つ特徴としてダートが合わない馬が多いという事がある。軽い芝でスパッと切れる産駒が多くないので、ダートに使いたくなるようだが、この表の集計期間では全てのクラスを通じてダートではわずか6勝。その6勝は全て1番人気から3番人気の上位人気で、しかも1番人気の時の連対率が30.8%しかない。寒い時期が苦手と思われる上に、冬は下級条件のレースの多くがダートなので、1月から2月の勝ち上がりがゼロというのは、当然とも言える結果だと思う。芝なら2歳の初期から走るが、冬は不振なので、ダート、特に冬のダートでは軽視して、温かくなって来たら注目。また、ダートで凡走していても芝で一変する産駒がいるので、これも狙い目となる。一例として8/5の新潟4R芝1600mを勝ったアビームはダート12着の直後に芝で2着。その後にダート13着でその直後に芝で1着という、ノヴェリスト産駒のサンプルのような成績になっている。

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