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2018/08/19 (日)
2018年2回札幌2日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラス0秒1だった。さかのぼって6日間の芝の馬場差を確認しておくと、前の開催2週目は高速馬場だったが、その後は雨の影響でプラスの数値か、水準に近いレベルで推移している。
 先週の札幌は月曜日から金曜日まで毎日雨が降っていたが、土曜朝の含水率は高くなく良馬場。しかし、芝の傷みは進んでいて、Cコースに移っても高速馬場には戻らなかった。日曜の朝にまた雨が降って、日曜の4R以降は稍重。良馬場発表の1Rもレース前から雨が降っていて、ほとんど稍重。という事で馬場差は変動ではないが、土曜よりさらに時計が掛かっていた。雨の影響があったとは言え、Cコース1週目で先週のような馬場差になったのなら、今週そして来週といきなり高速化する事は考えにくい。パワーのある馬が好走しやすい馬場が続くと思う。
ダート
 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値だが、週によって時計の出方は異なり、前の開催3週目は脚抜きが良く、かなりの高速馬場になった。
 月曜から金曜まで毎日雨が降って土曜は稍重だった。日曜朝の含水率は土曜より低かったが、その計測後に雨が降ったので、結局土曜と日曜の馬場差は同じになった。
馬場差一覧

■タイム分析
2018/08/19 (日)  芝=+0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R T1500 ラバストーン    牡2 未勝利 1:32.5 +1.7 -0.6 +1.0 +0.1 90   E C
4R T1200 マサノアッレーグラ    牝3 未勝利 1:10.8 +0.5 ± +0.4 +0.1 96   D D
5R T1800 カウディーリョ    牡2 新馬 1:52.0 +0.9 -1.1 -0.3 +0.1 103   C C
8R T2000 ルヴォワール    牝4 500万下・牝 2:02.3 +0.2 ± +0.1 +0.1 99   C D
9R T1500 ウインゼノビア    牝2 クローバ 1:32.2 +2.4 -0.3 +2.0 +0.1 80   SL D
11R T2000 サングレーザー    牡4 札幌記念(G2) 2:01.1 +1.1 ± +1.0 +0.1 90   E B
12R T1200 シュエットヌーベル    牝4 小樽特別500 1:10.5 +0.7 ± +0.6 +0.1 94   D B

2018-08-19 (日)  ダ=-0.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
2R D2400 ワイズワン    牡3 未勝利 2:36.8 +1.0 ± +1.7 -0.7 83   E D
3R D1700 スズカハイライト    牡3 未勝利 1:47.6 +0.8 ± +1.3 -0.5 87   E D
6R D1000 コマノレジェンド    牝4 500万下 0:58.5 -0.5 ± -0.2 -0.3 102   C B
7R D1700 スパイスマジック    牡3 500万下 1:46.3 +0.6 ± +1.1 -0.5 89   E D
10R D1000 コパノキッキング    セ3 おおぞら1000 0:57.6 -0.8 -0.1 -0.6 -0.2 106 B C

         

■ワンポイントアドバイス
夏血統ノヴェリスト
 現3歳世代が初年度産駒のノヴェリストだが、2回前の放送で取り上げたオルフェーヴルと同じように、初年度産駒の新馬・未勝利戦の成績を月ごとに出してみると
夏血統ノヴェリスト
11月未勝利、12月1勝、1月・2月が未勝利と来て、3月に2勝、そして4月に5勝。この部分だけを見ると晩成タイプが多いように見えるが、恐らくそうではなくて、寒い時期が苦手という事だと思う。2歳6月から9月までの新馬戦では、芝に限らると4勝2着6回で、連対率は38.5%。晩成タイプが多い種牡馬の成績ではない。ここでさりげなく芝に限ればと言ったが、目立つ特徴としてダートが合わない馬が多いという事がある。軽い芝でスパッと切れる産駒が多くないので、ダートに使いたくなるようだが、この表の集計期間では全てのクラスを通じてダートではわずか6勝。その6勝は全て1番人気から3番人気の上位人気で、しかも1番人気の時の連対率が30.8%しかない。寒い時期が苦手と思われる上に、冬は下級条件のレースの多くがダートなので、1月から2月の勝ち上がりがゼロというのは、当然とも言える結果だと思う。芝なら2歳の初期から走るが、冬は不振なので、ダート、特に冬のダートでは軽視して、温かくなって来たら注目。また、ダートで凡走していても芝で一変する産駒がいるので、これも狙い目となる。一例として8/5の新潟4R芝1600mを勝ったアビームはダート12着の直後に芝で2着。その後にダート13着でその直後に芝で1着という、ノヴェリスト産駒のサンプルのような成績になっている。

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