Victory Road

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2018/08/25 (土)
2018年2回札幌3日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒8、日曜がプラス1秒5だった。さかのぼって6日間の芝の馬場差を確認しておくと、前の開催3週目以降は終日良馬場だった日を除いて、プラスの数値になる事が多くなっている。
 金曜日の夜から土曜の朝9時半ごろまで雨が降り、稍重でもかなり時計が掛かる状態だった。日曜は土曜よりは少しだけ速い時計が出るようになったが、それでもかなり時計の掛かる状態だった。差しも効くが、トップスピードに限界がある馬場なので、瞬発力タイプの差し馬では厳しかった。逆にトップスピードは速くなくても、長く脚を使えるタイプはペースが遅くても、マクリ気味に上がって、差し切れていた。ペースや展開に左右されたというよりも、個々の馬の馬場適性が問われていたと思う。
ダート
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス2秒2、日曜がマイナス1秒4からマイナス0秒8への変動だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値で、特に前の開催5日目・6日目そして先週土曜はマイナス2秒台になった。
 雨の影響を受けて土曜は不良馬場で超高速馬場。日曜は1日を通して、重馬場だが徐々に乾いては行ったので、馬場差は変動だった。純粋な逃げ切り勝ちは1頭もいなかったが、だいたい先行馬が好走していた。とは言え、雨で高速馬場になっていたから前残りが多かった訳ではなく、札幌ダートはこれが普通。ただ、高速馬場のダートでよく見られる、高速馬場を意識して展開が前がかりになり、乱ペースになって差しが決まるというレースが少なかった。これは、ワールドジョッキーズが開催されて、トップジョッキーが揃っていたことが、乱ペースになりにくかった要因の1つだと思う。
馬場差一覧

■タイム分析
2018/08/25 (土)  芝=+1.8
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
2R T1500 セントセシリア    牝2 未勝利・牝 1:33.7 +2.9 -0.6 +0.9 +1.4 91   SL D
4R T1500 ベラソヴラーノ    牝3 未勝利 1:31.9 +1.8 ± +0.4 +1.4 96   D C
6R T2000 サトノオンリーワン    牡3 未勝利 2:04.2 +1.2 ± -0.6 +1.8 106   B C
7R T1200 パッションチカ    牝4 500万下・牝 1:10.9 +1.1 ± ±0 +1.1 100   C D
9R T2600 バリングラ    牡4 積丹特別500 2:45.5 +3.0 -0.6 +0.1 +2.3 99   C C
10R T1200 アイファープリティ    牝5 WASJ第11000 1:11.1 +1.7 ± +0.6 +1.1 94   D D
11R T2000 レッドジェノヴァ    牝4 WASJ第21600 2:04.4 +3.7 -0.7 +1.2 +1.8 88   SL C

2018-08-25 (土)  ダ=-2.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R D1000 プロトイチバンボシ    牡2 未勝利 0:59.3 -0.8 ± +0.5 -1.3 95   D D
3R D1700 アルマトップエンド    牡3 未勝利 1:44.5 -2.3 ± -0.1 -2.2 101   C D
5R D1700 ロークアルルージュ    牡2 新馬 1:45.2 -3.0 ± -0.8 -2.2 108   B C
8R D1000 タンタラスノオカ    牡5 500万下 0:57.9 -1.1 -0.2 ±0 -1.1 100   C C
12R D1700 リアリスト    牡5 ニセコ特500 1:43.8 -1.9 ± +0.3 -2.2 97   C D

         

■ワンポイントアドバイス
代表産駒は例外
 代表産駒は例外ですという話。アーモンドアイがオークスを勝った事でロードカナロア産駒は2000m以上もOKと思われているのか、まだ2000m以上でロードカナロア産駒が人気になる事が結構ある。産駒デビュー以来のロードカナロア産駒の2000m以上での成績というのは、先週まで54回走って3勝2着6回3着5回。これだけ。
代表産駒は例外
 特に2000m以上で上位人気に推された時の成績がよろしくなくて、1番人気から3番人気の合計で連対率が31.6%しかない。ちなみに、1番人気での1着1勝と言うのは、実はアーモンドアイのオークスで、これを除けば1番人気で負けまくっている。いきなり古い話が出てくるが、ダンシングキャップ産駒なので芝で強かったオグリキャップ、Devil's Bag産駒なのに芝で強かったタイキシャトル、エンドスウィープ産駒なのに2000m以上で強かったアドマイヤムーンなど、代表産駒と言うのは父の産駒の全体的な特徴から外れている事が多い。アーモンドアイもそう言う歴代の飛び抜けた名馬だと思われるので、アーモンドアイがロードカナロア産駒全般の特徴からは外れていると考えるべきで、アーモンドアイがオークスを勝ったからと言って、ロードカナロア産駒は距離が保つというようには考えない方が良いと思う。

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