2018/09/01 (土)
2018年2回小倉11日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2からプラス0秒8への変動、日曜がプラス0秒3からマイナス0秒1への変動だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、開催10日目まではマイナス1秒台だったが、先週は雨の影響を受け、水準レベルからプラスの数値になった。 木曜日に雨が降っていた上に、土曜も雨が降り、土曜は終日重馬場。馬場差は変動で、後半ほど時計が掛かるようになった。日曜は稍重でスタートして8R以降は良馬場。馬場差は変動で、1Rの時点で土曜の後半よりは速い時計が出る状態になっていた。そして日曜は後半ほど乾いて、速い時計が出るようになったが、変動幅はそれほど大きくない。土曜はずっと同じ重馬場でも、前半と後半では馬場差は1秒違い、日曜は稍重から良に変化していても、馬場差は0秒4しか違わないので、注意したいところ。 |
ダート |
先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒3からマイナス1秒8への変動、日曜がマイナス1秒6からマイナス1秒1への変動だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、9日目まではマイナス0秒3かマイナス0秒2で安定していたが、先週は土日ともにマイナス1秒台だった。 木曜日に雨が降って、元々含水率が高かったところに、土曜も雨が降って土曜は終日不良馬場。馬場差は変動で、後半ほど速い時計が出るようになったが、スタート時点でかなり含水率が高かったので、変動幅はそれほど大きくはなかった。日曜は重馬場で、後半ほど時計が掛かるようになったが、土日を通じてずっと高速馬場だったという認識で良いと思う。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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2R | T2000 | 重 | ミヤケ | 牡2 | 未勝利 | 2:05.1 | +3.4 | -0.8 | +2.8 | -0.2 | 72 | SL | D | |||
5R | T1200 | 重 | ファルトレク | 牝2 | 新馬 | 1:10.0 | +0.2 | ± | +0.1 | +0.1 | 99 | C | C | |||
6R | T2000 | 重 | アドマイヤカラット | 牝3 | 未勝利・牝 | 2:01.0 | +0.2 | ± | -0.2 | +0.4 | 102 | C | C | |||
7R | T1800 | 重 | レッドエクシード | 牡3 | 未勝利 | 1:48.7 | +0.8 | -0.3 | ±0 | +0.5 | 100 | C | C | |||
9R | T1200 | 重 | タイセイブレーク | セ4 | 八幡特別500 | 1:08.4 | -0.1 | ± | -0.6 | +0.5 | 106 | ○ | B | C | ||
10R | T2000 | 重 | チカノワール | 牝4 | 玄海特H1000 | 2:00.1 | +0.9 | ± | +0.1 | +0.8 | 99 | C | C | |||
11R | T1200 | 重 | エントリーチケット | 牝4 | 北九州H1600 | 1:08.1 | +0.4 | ± | -0.1 | +0.5 | 101 | C | C |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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1R | D1000 | 不 | ゴルヴァ | 牡2 | 未勝利 | 0:58.7 | -0.8 | ± | ±0 | -0.8 | 100 | C | C | |||
3R | D1700 | 不 | ペプチドバンブー | 牡3 | 未勝利 | 1:45.7 | -0.6 | ± | +0.8 | -1.4 | 92 | D | C | |||
8R | D1000 | 不 | アンティグラビティ | 牝3 | 500万下 | 0:57.7 | -0.7 | ± | +0.2 | -0.9 | 98 | C | D | |||
12R | D1700 | 不 | サトノグリッター | 牡3 | 500万下 | 1:43.5 | -1.7 | ± | +0.1 | -1.8 | 99 | C | C |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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ダービーの着差で秋を占う |
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夏競馬が先週で終わり、秋競馬が始まる。3歳馬ではとりあえずダービー馬の動向が注目されるが、ダービーでどれだけ差を付けたかで秋の成績を占えるので、それを紹介する。 1988年から2017年までの日本ダービー馬を2着とのタイム差が大きい順に並べたもの。まず1枚目は0秒2以上の差。特に0秒3以上の差を付けて勝った馬、上の9頭だが、こちら故障で秋のGIに出走できなかった馬も少なくないが、無事に秋を迎えられれば、ほぼレジェンド級。牝馬のウオッカを除いて、3歳限定戦でも古馬相手のGIでも凡走したことがない。0秒2差になるとちょっと微妙になって来るが、菊花賞の成績はイマイチでも天皇賞やジャパンカップでは好走している。続いて2枚目 こちら0秒1差以下。先にタイム差なしだった下の5頭を見ると、秋は全く期待できない事がわかる。そして最後に0秒1差。今年のワグネリアンはここに入るが、昨年レイデオロがジャパンカップで2着と好走するまで、この組は秋のGIで2着以内に入った事なかった。昨年も今年も差がつきにくい超スローペースだったので、ワグネリアンもレイデオロぐらいの活躍をするかもしれないが、イマイチの成績で終わる可能性もかなりあるという事。今回はダービーでの着差・タイム差を取り上げたが、強い馬はその気がなくても千切ってしまうという格言があり、他のレースでも着差は重要。我々はよく僅差で勝った馬に対して、着差以上の強さという表現を用いるが、それよりも現実に千切って勝った馬の方が強い事が圧倒的に多い。 |