Victory Road

アダルト動画

2018/09/02 (日)
2018年2回新潟12日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2からプラス0秒1への変動、日曜がマイナス0秒2からマイナス0秒5への変動。直線1000mは土曜がプラス0秒2、日曜がマイナス0秒1だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、マイナス1秒台だった開催9日目までと比べれば、10日目以降は雨の影響で時計が掛かった。
 8/24(金)から先週の金曜日まで毎日雨が降った。さらに土曜のレース中にも小雨が降って、土曜の馬場差は変動となった。後半ほど時計が掛かっていて、9R以降は今開催で初めてプラスの馬場差になったが、雨が止んだ9R以降の馬場差は一定だった。日曜は徐々に乾いて後半ほど速い時計が出るようになったが、特に後半は内を避けるようになっていて、7R以降は乾いていってはいるが、芝の傷みが進んで結果的に同じ馬場差となっている。
ダート
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒5からマイナス0秒2への変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス1秒5からマイナス1秒3への変動、日曜がマイナス1秒0からマイナス0秒8への変動だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、まず1800mは9日目まではプラスの数値だったが、9日目以降は雨の影響でマイナスの数値になった。一方1200mは全てマイナスゾーン。1800m・1200mともに先週土曜が最も時計の出るコンディションだった。
 24日の金曜日から先週の金曜日まで毎日雨が降った。さらに土曜のレース中にも小雨が降ったが、土曜の1800mは変動の馬場差ではなかった。まず1Rで1800mが行われて、そこからしばらく乾く方向になった後に、小雨が降ったので1Rと6Rが同じ。さらに、そこからの雨の量が多くないので、6Rと8Rも同じだった。土曜の1200mは3Rと12Rで12Rの方が乾いて、時計が掛かるようになった。日曜は1800mも1200mも後半ほど乾いて、時計が掛かるようになったが、土日を通じて速い時計が出やすい状態が続いていた。
馬場差一覧

■タイム分析
2018/09/02 (日)  芝=-0.2 → -0.5 / 直=-0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R T1600 ガトン    牡2 未勝利 1:35.5 +0.2 -0.7 -0.3 -0.2 103   C C
5R T1800 ジャスパージャック    牡2 新馬 1:51.1 +2.7 -1.8 +1.3 -0.4 87   SL C
7R T2000 リンディーホップ    牝3 未勝利 2:00.7 -0.8 -0.7 -1.0 -0.5 110   A C
8R T1400 ネームユアポイズン    セ4 500万下 1:21.9 +0.2 ± +0.6 -0.4 94   D D
10R T1200 ブロワ    牝5 飯豊特H1000 1:08.5 -0.1 ± +0.2 -0.3 98   C C
11R T2000 ブラストワンピース    牡3 新潟記念H(G3) 1:57.5 -0.4 ± +0.1 -0.5 99 C C
12R T1000 ソレイユフルール    牝4 雷光特別500 0:54.8 -0.5 ± -0.4 -0.1 104   B C

2018-09-02 (日)  ダ=-0.5 → -0.2 / 1200m=-1.0 → -0.8
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
2R D1200 スリーミニオン    牡3 未勝利 1:11.5 -1.1 ± -0.1 -1.0 101   C D
3R D1800 ロマンスガッサン    牝3 未勝利・牝 1:53.7 -0.1 ± +0.4 -0.5 96   D D
6R D1200 オルトグラフ    牝2 新馬 1:13.5 +0.1 ± +0.9 -0.8 91   E C
9R D1800 ドゥラリュール    セ5 両津湾特500 1:52.3 -0.5 ± -0.3 -0.2 103   C C

         

■ワンポイントアドバイス
ダービーの着差で秋を占う
 夏競馬が先週で終わり、秋競馬が始まる。3歳馬ではとりあえずダービー馬の動向が注目されるが、ダービーでどれだけ差を付けたかで秋の成績を占えるので、それを紹介する。
ダービーの着差で秋を占う
 1988年から2017年までの日本ダービー馬を2着とのタイム差が大きい順に並べたもの。まず1枚目は0秒2以上の差。特に0秒3以上の差を付けて勝った馬、上の9頭だが、こちら故障で秋のGIに出走できなかった馬も少なくないが、無事に秋を迎えられれば、ほぼレジェンド級。牝馬のウオッカを除いて、3歳限定戦でも古馬相手のGIでも凡走したことがない。0秒2差になるとちょっと微妙になって来るが、菊花賞の成績はイマイチでも天皇賞やジャパンカップでは好走している。続いて2枚目
ダービーの着差で秋を占う
 こちら0秒1差以下。先にタイム差なしだった下の5頭を見ると、秋は全く期待できない事がわかる。そして最後に0秒1差。今年のワグネリアンはここに入るが、昨年レイデオロがジャパンカップで2着と好走するまで、この組は秋のGIで2着以内に入った事なかった。昨年も今年も差がつきにくい超スローペースだったので、ワグネリアンもレイデオロぐらいの活躍をするかもしれないが、イマイチの成績で終わる可能性もかなりあるという事。今回はダービーでの着差・タイム差を取り上げたが、強い馬はその気がなくても千切ってしまうという格言があり、他のレースでも着差は重要。我々はよく僅差で勝った馬に対して、着差以上の強さという表現を用いるが、それよりも現実に千切って勝った馬の方が強い事が圧倒的に多い。

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