2018/10/07 (日)
2018年4回京都2日目
■馬場コメント |
---|
芝 |
---|
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒1からマイナス0秒7への変動、日曜がマイナス0秒8、そして月曜もマイナス0秒8だった。 土曜日は良馬場でスタートしたが、朝と昼過ぎに雨が降った事で稍重に変更された。馬場差も2000m換算でマイナス1秒1でスタートして。水準方向に動いた。その後深夜に再び雨が降って、日曜はマイナス0秒8と土曜終盤と大きくは変わらない。月曜も日曜と変わらず、終日マイナス0秒8で、高速馬場と言う程ではないが、速めの時計が出るレベルだった。なお、連対馬の脚質を見ると目立った偏りはなかった。後方からの良い込みは1頭だけだが、中団の馬は多く、差しが効かない訳ではなかった。京都も例年同様、連続開催でこの開催は全てAコースが使用される。 |
ダート |
先週の芝の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6からマイナス1秒1への変動、日曜がマイナス0秒7からマイナス0秒4への変動、月曜がマイナス0秒2だった。 土曜は雨が降って、終盤の方が時計は出やすくなった。一方、日曜は後になる程馬場は乾いて行ったので、変動の方向は反対。ただ、土曜朝よりも日曜終盤の方が同じ良馬場でも時計は掛かっていた。月曜は日曜終盤よりも乾いて、馬場差は終日マイナス0秒2で、水準に近いレベルだった。連対馬の脚質を見ると、土日については目立った偏りはなくて、特に日曜日は5鞍の内4鞍で、中団の馬が連対していた。しかし、月曜は7鞍全てで逃げ馬か先行馬が連対。乾いてくると、前の馬が粘り込む。それが目に付くようになった。 |
■タイム分析 |
---|
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2R | T1600 | 良 | ノーブルスコア | 牝2 | 未勝利・牝 | 1:35.6 | ±0 | ± | +0.6 | -0.6 | 94 | D | C | |||
3R | T2000 | 良 | フラル | 牝2 | 未勝利 | 2:03.6 | +1.3 | -0.7 | +1.4 | -0.8 | 86 | SL | B | |||
5R | T2000 | 良 | エングレーバー | 牡2 | 新馬 | 2:05.7 | +3.1 | -1.0 | +2.9 | -0.8 | 71 | SL | C | |||
9R | T1400 | 良 | プールヴィル | 牝2 | りんどう500 | 1:22.7 | +0.4 | -0.3 | +0.7 | -0.6 | 93 | D | C | |||
10R | T1800 | 良 | アグネスフォルテ | 牡5 | 清滝特別1000 | 1:47.5 | +0.8 | -0.7 | +0.8 | -0.7 | 92 | D | C | |||
11R | T1200 | 良 | アンヴァル | 牝3 | オパールH | 1:08.2 | +0.2 | ± | +0.7 | -0.5 | 93 | D | D |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1R | D1400 | 稍 | ヨハン | 牡2 | 未勝利 | 1:25.6 | -0.4 | ± | +0.1 | -0.5 | 99 | C | C | |||
6R | D1200 | 稍 | サンマルペンダント | 牝4 | 500万下・牝 | 1:12.0 | +0.1 | ± | +0.5 | -0.4 | 95 | D | D | |||
7R | D1400 | 稍 | クリノキング | セ4 | 500万下 | 1:24.7 | +0.2 | ± | +0.7 | -0.5 | 93 | D | C | |||
8R | D1800 | 稍 | スワーヴアラミス | 牡3 | 500万下 | 1:52.1 | -0.5 | ± | +0.1 | -0.6 | 99 | C | D | |||
12R | D1900 | 良 | ビッグアイランド | 牡4 | 1000万下 | 1:58.1 | -0.5 | ± | -0.1 | -0.4 | 101 | C | C |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
---|
タイキシャトルの血 |
---|
今週末から秋の新潟競馬が開幕する。その新潟競馬の馬券作戦の1つとして、私が今年の夏、非常に興味深く感じた事をこれから述べる。あくまでも現場で感じたインスピレーションですから、参考になれば…と紹介する事にする。それはタイキシャトルの血だが、父タイキシャトルではない。母の父、ブルードメアサイアーとしてのタイキシャトルの活躍が目を引いたこと。今年の新潟開催、障害戦を除く戦績ををご覧下さい。 圧倒的に母の父として、タイキシャトルが成績が良い。特にこの夏開催が6勝、2着3回という事でこの勝率・連対率そして3着内率が非常に高い。これは結構気がついた方もおられると思うが、この特色と言うか、母の父としてのタイキシャトルが新潟で走っているという事は、やはり注意するべきだと思う。このタイキシャトルはフランスのジャックルマロワ賞を勝って、国内でGI4勝を挙げた歴史的な名マイラーで、スプリンターズSを勝って、京王杯SCをレコード勝ちしている事から、本質はスピードタイプ。ですから、平坦の新潟向きのスピードを伝えていると見る事は可能。父としての影響力は弱いという感じだが、とりわけ母の父としては影響力が強いので、この秋の新潟では夏の成績通りにブルードメアサイアーとして注目している。また、タイキシャトルの代表産駒はメイショウボーラーですから、応用編として、メイショウボーラー産駒にも狙い目がある。同産駒のブロワという馬は、新潟の芝の1200mで3勝挙げている。 |