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2018/10/20 (土)
2018年4回東京6日目

■馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒5、日曜がマイナス1秒4だった。まずはさかのぼって7日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値で、初日の3Rを除けば全てマイナス1秒台となっている。
 週末雨は降ったが、時計の出方に大きな影響を及ぼすほどではなく、速い時計の出るコンディションだった。高速馬場だからと言って、またスローになったからと言って、必ずしも逃げ・先行馬有利に終止した訳ではなく、この点は先々週と同じで、東京らしい脚質不問の瞬発力勝負が多かったと思う。Aコースの3週目だったが、露骨なトラックバイアスは全く出現していない。なお、連続開催の東京は今週から3週、Bコースが使用される。
ダート
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒1だった。さかのぼって7日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値。ただ、開催初日は雨の影響で高速馬場だったが、その後終日良馬場だった日は水準に近いレベル。
 先週は土日ともに良馬場で、ほぼ水準レベルのコンディションだった。タイムランク上位レースがなく、低調なレースが多かった事もあって、メンバーとペースによって様々な脚質の馬が台頭して、ある意味、東京コースらしいレースが多かったとは思う。とは言っても、純粋な逃げ切りが1頭しかいなかった。この点は先週の大きな特徴と言えるかもしれない。
馬場差一覧

■タイム分析
2018/10/20 (土)  芝=-1.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
3R T1400 ココフィーユ    牝2 未勝利 1:23.0 -0.4 -0.5 +0.2 -1.1 98   C D
4R T1600 タニノミッション    牝2 新馬 1:36.8 +0.4 -0.9 +0.7 -1.2 93   D B
5R T2000 ランフォザローゼス    牡2 新馬 2:02.1 -0.7 -1.1 -0.3 -1.5 103 C C
8R T2400 ウラヌスチャーム    牝3 1000万下 2:26.7 +0.5 -1.0 +1.3 -1.8 87   SL C
9R T1800 クロノジェネシス    牝2 アイビー 1:48.6 +0.7 -1.2 +0.9 -1.4 91   SL C
11R T1600 ロジクライ    牡5 富士S(G3) 1:31.7 -1.3 -0.1 -0.2 -1.2 102   C C

2018-10-20 (土)  ダ=-0.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML
1R D1400 アキンド    牡2 未勝利 1:28.3 +1.9 ± +2.1 -0.2 79   E D
2R D1600 ハツセ    牝2 未勝利・牝 1:40.6 +0.8 ± +1.0 -0.2 90   E D
6R D2100 フォースライン    牡4 500万下 2:13.1 +0.9 -0.3 +0.9 ±0 91   D D
7R D1600 マサキノテソーロ    牡4 500万下 1:37.7 -0.3 ± -0.1 -0.2 101   C D
10R D1600 ダンツゴウユウ    牡4 秋嶺SH1600 1:36.4 ±0 ± +0.2 -0.2 98   C C
12R D1300 エレクトロポップ    牡5 1000万下 1:17.7 -0.2 ± ±0 -0.2 100   C C

         

■ワンポイントアドバイス
伝説の新馬戦になるのか?!
 もはや10年前となってしまうが、伝説の新馬戦と言われたレースがあった。
伝説の新馬戦になるのか?!
 2008/10/26 京都5R芝外1800mの2歳新馬戦。アンライバルド・リーチザクラウン・ブエナビスタ、そしてちょっと忘れちゃうんですが、スリーロールスが菊花賞を秋に勝つ。実はこの時の5着エーシンビートロンという馬がいて、エニフSを勝ってダートを8勝するが、隠れたお宝もこういうレースには別路線で出てくるかもしれない。さて、今年だが、ワールドプレミア・メイショウテンゲンで決まって、非常にタイムランク・メンバーランクともにBだった訳で、ラスト400m、こちら11秒2-11秒7だった訳だが、上位4頭がちょっと後ろを引き離すような形になったが、下馬評の良い馬といういうのかな、揃ってそこそこの走りは見せてくれた。という事で、この1着から4着については、先ほどのタイム分析で触れたので、それ以下の馬をちょっと触れておきたい。
伝説の新馬戦になるのか?!
 高馬の2頭が5着・6着に負けてしまった。まず5着のディープサドラーズだが、これはちょっとやはりまだ気性が幼くて、フワフワ走っていた。という事で、今後はもうちょっと距離が伸びてゆったりとして走らせても良いかもしれないが、変わってくる可能性は高い。
それから6着のダノンテイオーだが、これはレース前のコメントに、大久保龍志調教師が「まだ気性的にも幼いし、トモに緩さも残る現状」だというような事をコメントをしていますから、長い目で見ても良いんじゃないかと思う。
伝説の新馬戦になるか、お宝レースで終わるかは微妙だが、しかしタイムランクで素晴らしい記録が出た訳ですから、これは伝説の新馬戦になるんではないかと、期待を持ちたいところ。

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