2018/11/10 (土)
2018年5回京都3日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜がマイナス0秒6だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、雨の影響次第で時計の出方が異なり、前の開催最終週はプラスの数値だったがこの開催に入ってからは、全てマイナスの数値。 京都も金曜の雨で、この開催1週目と比較すれば水準方向に動いた。ただ、先週はとにかくスローペースのレースが多くて13鞍中6鞍のタイムランクがスロー。実際の走破タイムと馬場差がリンクしていない感もある。いずれにしてもスローの影響もあってか、後方からの差し馬の連対は1頭のみだったが、中団からの差し馬は数多く台頭していた。なお、今週からの2週はCコースが使用される。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒7だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値だが、マイナス1秒台の日はない。また、前の開催3週目と今開催1週目は、水準に近いレベルだった。 こちらも雨の影響が残って土日とも稍重だった。この秋の京都ダートでは速い時計の出るレベルだった。あと、上位馬については先々週と同様脚質を問わず、まんべんなく連対していた印象。馬場が渋ってもそれなりに差し馬が届いていた点は強調しておきたい。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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3R | T1400 | 稍 | プライドランド | 牡2 | 未勝利 | 1:22.2 | -0.6 | ± | -0.1 | -0.5 | 101 | C | C | |||
4R | T1800 | 稍 | ロードマイウェイ | 牡2 | 未勝利 | 1:48.5 | -0.4 | -0.3 | -0.1 | -0.6 | 101 | C | C | |||
5R | T1600 | 稍 | ヴァルディゼール | 牡2 | 新馬 | 1:36.4 | +0.5 | -0.3 | +0.8 | -0.6 | 92 | ○ | D | C | ||
7R | T2200 | 良 | アイスバブル | 牡3 | 1000万下 | 2:14.5 | +1.4 | -0.4 | +1.8 | -0.8 | 82 | SL | C | |||
9R | T1600 | 良 | メイショウオワラ | 牝4 | 宝ケ池特1000 | 1:35.0 | +1.1 | -0.4 | +1.3 | -0.6 | 87 | SL | C | |||
11R | T1600 | 良 | アドマイヤマーズ | 牡2 | デイリー(G2) | 1:35.4 | +0.7 | -0.9 | +0.4 | -0.6 | 96 | ○ | D | C |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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1R | D1400 | 稍 | ダイシンクローバー | 牡2 | 未勝利 | 1:25.8 | -0.2 | ± | +0.5 | -0.7 | 95 | D | D | |||
2R | D1800 | 稍 | ドゥエルメス | 牝2 | 未勝利・牝 | 1:54.0 | -0.6 | ± | +0.3 | -0.9 | 97 | C | D | |||
6R | D1800 | 稍 | カフジストーム | 牡2 | 新馬 | 1:54.1 | -0.8 | -0.6 | -0.5 | -0.3 | 105 | B | C | |||
10R | D1800 | 稍 | インティ | 牡4 | 観月橋S1600 | 1:49.4 | -1.6 | -0.2 | -0.9 | -0.7 | 109 | ○ | A | C | ||
12R | D1200 | 稍 | スペシャルホース | 牡4 | 500万下 | 1:11.6 | -0.3 | ± | +0.3 | -0.6 | 97 | D | C |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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スローペースと外国人騎手活躍の関連性 |
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先程お話した通り、先週の京都芝はスローペースのレースが多かった。13鞍中6鞍のタイムランクがスローで、特に日曜後半の4鞍は全てスロー。 ペース補正を施しても対応できないくらいラップが遅かった。その要因を探ってみると、これら6鞍中17頭立てだったエリザベス女王杯を省けば、8頭・9頭・10頭・7頭・8頭とすべて少頭数だった。にもかかわらず、外国人騎手が乗っている馬の数は、3頭・2頭・3頭・3頭・3頭と多くて、しかも人気馬に騎乗しているケースがほとんどだった。ですから、香港を主戦場としているモレイラ騎手以外の3人はヨーロッパ出身のジョッキーで、そもそもテンからガンガン飛ばす競馬を好まない。そして、そんな競馬に日本人騎手がちょっとペースを合わせてしまうと、より流れが遅くなるのは必然かなと思う。結果、力のある馬が勝つという結果になった。先週の日曜京都はダートを含めて、外国人騎手が1Rから11Rまで11勝マークした。この事実に対して、彼らは良い馬に乗っているからというので片付けてしまうのは、いかがなものかと思う。実際、エリザベス女王杯ではスローペースを見越してハナに立って2着に粘って、クロコスミア・岩田騎手が頑張りましたし、最終レースでもそつのない捌きで外国人騎手の連勝ストップをさせて、藤岡佑介騎手がガッツポーズを見せてました。ですからね、まだ乗り方ひとつで太刀打ちできる要素は色々あると思う。ですから、まあ元乗り役みたいなこと言って申し訳ないが、日本人騎手にはホント諦めないで頑張って欲しいと思う。 |