2018/11/18 (日)
2018年5回東京6日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒8、日曜がマイナス1秒7だった。まずはさかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、マイナス1秒8からマイナス1秒5の間で推移しており、大きな動きはない。 雨の影響を受けた日もあったが、それでも速い時計の出る馬場が続いている。連続開催の終盤に入った訳だが、先週は乾いた馬場でコース設定が変わったこともその要因と思われる。先週の芝は13鞍行われて、全てにペース補正を施すぐらいスローペースのレースが多く、タイムランク的にもスローの扱いとしたレースが4鞍もあった。その影響とCコースに変わったこともあって、逃げ馬が8連対と幅を利かせていた。ですからここに2週よりも、前に行った馬が頑張っていた点は大きな特徴。 |
ダート |
先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒1だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、水準レベルで推移しているが、この開催2週目だけは雨の影響で速めの時計が出るコンディションだった。 先週は土日とも乾いた良馬場で、開催2週目よりも時計は掛かって水準レベルの馬場差に戻った。連対馬の脚質を見ると、後方からの差し馬の連対はゼロだが、中団からの差し馬は届いていた。傾向的には、前めにつけた馬がやや有利といった感じだった。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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1R | T1400 | 良 | チビラーサン | 牝2 | 未勝利 | 1:23.4 | ±0 | -0.3 | +0.9 | -1.2 | 91 | SL | D | |||
2R | T1800 | 良 | クラサーヴィツァ | 牝2 | 未勝利・牝 | 1:49.8 | +0.6 | -1.2 | +0.9 | -1.5 | 91 | SL | C | |||
4R | T1600 | 良 | ペレ | 牝2 | 未勝利 | 1:35.5 | -0.6 | -0.2 | +0.6 | -1.4 | 94 | D | D | |||
5R | T1800 | 良 | アップライトスピン | 牝2 | 新馬 | 1:49.1 | -0.4 | -0.5 | +0.6 | -1.5 | 94 | D | C | |||
6R | T1400 | 良 | スズノムサシ | 牡2 | 新馬 | 1:23.4 | -0.2 | -1.0 | ±0 | -1.2 | 100 | C | D | |||
9R | T1600 | 良 | ジョディー | 牝2 | 赤松賞500 | 1:34.3 | -1.1 | -0.3 | ±0 | -1.4 | 100 | C | C | |||
12R | T2000 | 良 | ダノンキングダム | 牡4 | 1000万下 | 2:00.0 | -0.1 | -0.5 | +1.1 | -1.7 | 89 | SL | D |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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3R | D1300 | 良 | マイネルサンタアナ | 牡2 | 未勝利 | 1:21.1 | +1.4 | ± | +1.5 | -0.1 | 85 | E | C | |||
7R | D1600 | 良 | ビービーガウディ | 牡4 | 500万下 | 1:38.1 | +0.1 | ± | +0.2 | -0.1 | 98 | C | D | |||
8R | D1400 | 良 | ヴォーガ | 牡4 | 1000万下 | 1:25.4 | +1.2 | ± | +1.3 | -0.1 | 87 | E | C | |||
10R | D1600 | 良 | アルクトス | 牡3 | 錦秋S1600 | 1:38.1 | +1.7 | -0.4 | +1.4 | +0.3 | 86 | SL | D | |||
11R | D1400 | 良 | サトノファンタシー | 牡5 | 霜月SH | 1:23.8 | +0.8 | ± | +0.9 | -0.1 | 91 | E | D |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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何やねん。内も伸びるやんけ |
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ネイティブな関西弁で言うと、「なんやねん内も伸びるやんけ、おいおい」という感じ。京都のタイム分析でもお話しした通り、京都の芝は先々週に引き続いて、スローペースの競馬が多かった。特にG1が行われた、マイルチャンピオンシップ当日とか、先々週のエリザベス女王杯当日はその傾向が顕著だった。 ただ、スローだからと言って先行有利だったかと言えばそうではなくて、差し馬が幅を利かせていたのは先々週と同じだった。ただ、大きく違う点が一つあって、それは内・外のコース取りの違い。先週は内が荒れていると考える騎手が多かったようで、最後の直線に向くと馬場の内を開けて走る馬が増えて来て、馬群が結構バラけるケースが多くなって来た。結果、内にスペースができて、そこを突く形で日曜後半は、内から差す馬が馬券に絡むケースが増えた。例えば日曜7Rの2着ゴールドハット。9Rは3着のスマートセラヴィー、10Rはテーオービクトリーが勝利した。結局、ジョッキー達の意識も、「なんやねん、内も伸びるやんけ」って事になって、マイルチャンピオンシップでわかりやすく1着1番2着2番3着3番という3連単で決着した。ですから内を突いた馬が、ワンツースリーという結果になった。今週で京都開催も最終週なので、開催前半と比べると馬場傾向が、やはり1日のうちで目まぐるしく変化していく。その点は容易に想像がつきますし、その流れを早く読み取って、日曜後半の馬券作戦に結びつけたいと思う。 |