2018/12/16 (日)
2018年4回中京6日目
■馬場コメント |
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芝 |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒8だった。遡って6日間の芝の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値だが、開催が進むにつれて時計が掛かっていた。 火曜から水曜にかけて降った雨の影響で土曜は稍重に近い馬場状態。日曜もあまり乾かず、馬場が傷んだ分土曜より時計が掛かるようになった。1200mでスローペースとなった土曜11Rを除くと、後ろからの差し馬が多く好走しているが、内を通ると伸びないという事ではなかったはず。内を通って伸びて来る馬もいた。 |
ダート |
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。遡って6日間の馬場差を確認しておくと、マイナス0秒7からマイナス0秒4の間で推移していた。 火曜から水曜にかけて降った雨の影響で、土曜は稍重。日曜は乾いて良馬場だが、日曜も表面は乾いているものの、中の方は水分が多く土曜と時計の出方は変わらなかった。同じ週の稍重と良で時計の出方が全く同じだったということが注意点となる。 |
■タイム分析 |
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R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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5R | T1400 | 良 | テーオーアマゾン | 牡2 | 未勝利 | 1:22.5 | -0.1 | ± | +0.5 | -0.6 | 95 | D | C | |||
8R | T1600 | 良 | ロフティフレーズ | 牝3 | 500万下 | 1:34.2 | -0.6 | ± | ±0 | -0.6 | 100 | C | D | |||
9R | T2200 | 良 | アンネリース | 牝4 | 500万下 | 2:14.2 | +0.5 | ± | +1.4 | -0.9 | 86 | E | C | |||
10R | T1200 | 良 | ワールドフォーラブ | 牝4 | 桑名特別500 | 1:09.0 | -0.1 | ± | +0.4 | -0.5 | 96 | D | C | |||
12R | T2200 | 良 | ギャラッド | セ3 | 尾張特別1000 | 2:15.4 | +2.4 | -1.0 | +2.3 | -0.9 | 77 | SL | D |
R | 距離 | 状 | 勝ち馬 | 2着 | 性齢 | 条件 | 走破T | T差 | P補正 | 完T差 | 馬場差 | WL | TL | ML | 備 | |
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1R | D1800 | 良 | ゼルク | 牡2 | 未勝利 | 1:55.7 | +0.3 | ± | +0.8 | -0.5 | 92 | D | D | |||
2R | D1400 | 良 | アポロユッキー | 牝4 | 500万下・牝 | 1:24.5 | -0.6 | ± | -0.2 | -0.4 | 102 | C | D | |||
3R | D1200 | 良 | ツウカイウイング | 牡3 | 500万下 | 1:12.1 | -0.4 | ± | -0.1 | -0.3 | 101 | C | C | |||
6R | D1800 | 良 | マンハッタンロック | 牡4 | 500万下・若 | 1:53.2 | -0.4 | ± | +0.1 | -0.5 | 99 | C | C | |||
7R | D1900 | 良 | キングブラック | 牡3 | 500万下 | 2:00.7 | +0.2 | ± | +0.7 | -0.5 | 93 | D | D | |||
11R | D1400 | 良 | スマートダンディー | 牡4 | 三河SH1600 | 1:23.8 | +0.1 | ± | +0.5 | -0.4 | 95 | D | D |
逃 | 先 | 好 | 中 | 追 | マ |
■ワンポイントアドバイス |
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ブラックタイド産駒の新馬戦と2戦目 |
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8/12の札幌5Rの2歳新馬戦で5番人気のブラックタイド産駒ポベーダテソーロが2着となって、このレースはBランクだった。
私はブラックタイド産駒はあまり人気がなくても、新馬戦で好走することが多いが、新馬戦2着の次走は連対率30%を切っているので、その傾向は頭に入れておきたいと言った。で、そのポベーダテソーロは次走5頭立ての3番人気で4着だった。同じ週に新潟の新馬戦で2着だったブラックタイド産駒のマイネルエキサイトは、次走3番人気で勝ったので、まぁ引き分けという感じだが、ブラックタイド産駒は新馬戦は走るが、新馬戦で好走したら次が危なっかしいというのは本当か?という検証を行う。
まずブラックタイド産駒の新馬戦の成績から。連対率11.3%が高いかと言うと微妙だが、実は5回しか1番人気になっていないことを考えれば好成績だと言える。そして2016年生まれ、つまり今の2歳世代は連対率が18.5%に上っている。2016年生まれが種付けされた2015年というのは、キタサンブラックが3歳の年で、種付け頭数が増えて繁殖牝馬の質も上がっているためだと思われる。で、ノーザンファームの生産馬・育成馬はというのは、もう血統が何であれ、新馬戦の好走確率がものすごく高いので、このノーザンファーム生産馬に限ったデータをおまけのようなモノだが、この現2歳世代からノーザンファーム生産馬が増加して、その馬たちが新馬戦を勝ちまくって、2歳世代全体の成績を押し上げていることがわかる。ちなみ、先週ブラックタイド産駒が新馬戦に4頭出走して、全て4着以下だったのだが、全てノーザンファームの生産馬ではなかった。 ここからが本題の新馬戦で好走したブラックタイド産駒の次走だが、まぁ分かりやすく新馬戦に2着馬の次走を調べた。勝率は全体と比べて大きくは変わらないが、連対率は明らかに低い。以上をまとめると、ブラックタイド産駒は人気があまりなくても、新馬戦を好走する事が多いので、積極的に買うべきだが、新馬戦で2着や3着になった場合、次走の信頼度はあまり高くないので取り扱いに注意ということになる。 |